「国立ロシア美術館展」を見る

d0001004_21365549.jpg 昨日(5月15日)「東京都美術館」で展覧会「国立ロシア美術館展 ロシア絵画の神髄」を見た。 国立ロシア美術館のコレクションから18世紀後半から20世紀初めまでの約85点のロシア絵画と彫刻、工芸をあわせた約100点の展示とのことです。
 展示は第1章「西洋美術の流入」美しき肖像画(18世紀後半~1830年代)、第2章「アカデミーの時代」リアリズムの萌芽(19世紀前半)、第3章「ありのままの自然と人々」移動展派の時代を中心に(19世紀後半)、第4章「伝統と革新」新しい美術表現の探求(20世紀初め)に分けて展示してありました。 ロシア絵画をまとめて拝見するのは初めてです。そんなに期待して見に行ったわけではありませんでした。
 そして、自分の無知をさらすようで恥ずかしいのですが、一人も知っている画家がいませんでした。ほとんどが古典的な具象絵画であり、どちらかといえばローカル的な感じを引きずっている作品でした。
 でも、見ている内にどんどん引き込まれていきました。何故か心惹かれる作品がかなり並んでいました。
 ブリュローフ「ウリヤナ・スミルノワの肖像」の美しさに魅せられたのに始まり、アイヴァゾフスキー「アイヤ岬の嵐」などの巨大な風景画の迫力に圧倒され、クラムスコイ、レーピン、スリコフなどの作品を堪能させてもらいました。
 そうなんですね。この時代はドストエフスキーなどのロシア文化絶頂期なんですから、絵画においても傑作があってもおかしくないんですね。

 展覧会場はガラガラでした。こんな素晴らしい展覧会を見逃すなんてもったいない限りです。会期はまだまだあるので、ぜひぜひ再訪したいものです。

[PR]
by daisenhougen | 2007-05-16 07:36 | 鑑賞記-展覧会
<< ブックレット「国立ロシア美術館... 「パリへ―洋画家たち百年の夢」... >>