「マリー・ローランサン展-パリの華-」を見る

d0001004_10475473.jpg 昨日(5月19日)「諸橋近代美術館」で展覧会「マリー・ローランサン展-パリの華-」を見た。
 福島県の五色沼のそばにある「諸橋近代美術館」に行ってきました。しばらく改修工事で休館していましたが、再開して初めての展覧会です。
 マリー・ローランサン(1883~1956) の作品を蓼科にある「マリー・ローランサン美術館」所蔵作品によって展示してありました。
 30点ほどの油彩画でマリー・ローランサンの淡い色彩による女性の香りに満ちた世界を体験しました。わたしの感覚とはあんまりマッチしない作品群ですが、自分の表現を確立した存在であるのはたしかですね。
 こんなにまとめて彼女に作品に触れたのは初めてです。しかもそれが全て日本にあるなんて驚きでしたね。

 次に常設展示の「サルバドール・ダリの世界」を拝見しました。「諸橋近代美術館」といえばダリですね。
 なんといっても彫刻作品が充実しています。37点所蔵しているとのことですが、「時間のプロフィール」、「時間の気高さ」といった時間を視覚化した素晴らしい作品や、「回顧的女性胸像」のような神経をささくれだだせるような作品まで並んでいます。

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 絵画作品ではなんといっても目に引くのが「テトゥアンの大会戦」です。こういった代表作の大作が展示してあるんですから凄いもんです。今回は、主要作の一部が「シュルリアリスム展」などに貸し出しもされているようですが、それでも見応え充分でした。
 日本にいながら、何時行ってもダリの作品がまとめて見ることができるんですから、素晴らしいもんです。

 さらに常設展示2「印象派と20世紀の巨匠たち」としてセザンヌ、ルノアール、ゴッホ、マティス、ピカソなどといったそうそうたる顔ぶれの作品も展示してありました(ゴッホを所蔵してるんだから凄いですね)。藤田嗣治の作品3点展示してあったのは思いがけない収穫でした。
 
 「マリー・ローランサン美術館」、「諸橋近代美術館」といった地方にある企業美術館が作者を絞って充実したコレクションを収集しているのは、頼もしい限りです。

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by daisenhougen | 2007-05-20 06:46 | 鑑賞記-展覧会
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