「金刀比羅宮 書院の美―応挙・若冲・岸岱―」を見る

d0001004_9474594.jpg 昨日(07月08日)「東京芸術大学美術館」で展覧会「金刀比羅宮 書院の美―応挙・若冲・岸岱―」を見た。
 香川県琴平町の「金刀比羅宮」の「表書院」と「奥書院」の障壁画から襖絵を中心にした展示です。
 襖絵以外の今回持ってきていない壁絵などはコピーを展示してあり、ゴザなどもあしらってかなり忠実に書院を再現しようとしているようです。コピーといってもかなり忠実なもので、ちょっと見ただけでは区別できないぐらい精巧ですね。
 まず、円山応挙です。「鶴の間」、「虎の間」、「七賢の間」と展示してありました。でもなんといっても「虎の間」です。愛くるしい虎の表情が愉しいですね。
 次に、岸岱(がんたい)という人の襖絵です。わたくし恥ずかしながら初めて拝見する人です。岸派の2代目とのことです。特にピンと来る作品ではありませんでした。
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  そしていよいよ、今回の展示の目玉、奥座敷の伊藤若冲「花丸図」です。豪華絢爛な作品ですね。鮮やかな色彩で様々な花が博物誌さながらに描かれています。まさに花に囲まれた空間です。こちらも実物は襖絵の部分だけですが、精細なコピーと一緒に展示されているとあんまり違和感はありませんでした。現地に行った気分でじっくりその雰囲気に浸りました。
 その他に、邨田丹陵といった人の襖絵も展示してありました。この人も初めて拝見する人ですが、明治期以降の人のようです。
 伝狩野永徳といった作品も展示してありましたが、こちらはどうやら真筆ではないようです。 地下の展示コーナーに移ると、奉納された絵馬や船の模型など、金刀比羅宮のさまざまたお宝も一緒に展示してありました。
 東京にいながら、金比羅様のお宝が現地さながらに拝見できるなんて嬉しい限りです。できれば終了前にもう一度拝見したいですね。

 図録買いましたので、読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2007-07-09 06:46 | 鑑賞記-展覧会
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