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「図録 ヴィクトリア アンド アルバート美術館所蔵初公開浮世絵名品展」を読む

「図録 ヴィクトリア アンド アルバート美術館所蔵初公開浮世絵名品展」を読む_d0001004_13123852.jpg 「図録 ヴィクトリア アンド アルバート美術館所蔵初公開浮世絵名品展」を読んだ。
 発行:太田記念美術館、2007年、223*297、174頁。
 収録論文は永田生慈「ヴィクトリア アンド アルバート美術館の浮世絵コレクションと展示構成」、キャサリン・デイヴィット「ヴィクトリア アンド アルバート美術館と浮世絵」、永田生慈「葛飾北斎『肉筆帳』について」と3編です。
 図版は、華麗なる錦絵の展開、希少なる団扇絵の世界、最盛期の狂歌絵本、肉筆画と版下、画稿といった区分で全163点が収録されています。
 実際の展示の時は、前期と後期に別けての展示でしたから、後期しか見に行かなかったので実際に拝見したのは半分程度だったわけですね。この図録で初めて全体が見渡せるわけですね。
 それに拝見したのは6月始めでしたから、だいぶ時間がたってしまっているので、かなり新鮮か気持ちで図録を眺めることができました。
 素晴らしいコレクションだったことが、あらためてわかりますね。

by daisenhougen | 2007-07-20 07:11 | 読書-展覧会図録
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