「BIOMBO/屏風 日本の美」展を見る

d0001004_158879.jpg 一昨日(09月01日)「サントリー美術館」で展覧会「BIOMBO/屏風 日本の美」展を見た。
 「BIOMBOとは、「ビオンボ」と発音し、ポルトガル語やスペイン語で「屏風」を意味します。日本の屏風が近世初期の南蛮貿易で輸出の品として盛んに海を渡り、西欧にもたらされたことを示している言葉です。開館記念特別展と題した本展では、屏風の変遷をたどるとともに《屏風の成立と展開》《儀礼の屏風》《BIOMBOの時代 屏風にみる南蛮交流》《近世屏風の百花繚乱》《異国に贈られた屏風》《海を越えた襖絵と屏風絵》という多角的なアプローチで屏風の魅力に迫り、貴重な名品をご覧いただきます」とのことです。
 国内外の屏風の名品がそろい踏みといった企画です。
 でも、あんまり欲張りすぎて、この美術館の会場では陳列しきれないようです。なんと7回にも分けた細切れ展示です。更に、細切れにしても、まだ展示しきれずに、途中のエントランスにまで展示しているし、章立てもばらばらになった展示でした。絵巻物に至っては、ほんの一場面だけの展示です。もったいない限りの展示でした。
 結局、トータル的な展示意図は、図録で確認するしかないといった有様ですね。
 それぞれが大きなテーマなんですから、テーマを絞り、この美術館の規模にあわせた展示企画をしてほしいですね。
 とは言っても、各々の作品は名品のオンパレードです。

d0001004_159240.jpg まずはなんと言っても「日月山水図屏風」です。ぜひ拝見したいと思っていたいましたので、この作品に巡り会えただけでも、この展覧会に来た甲斐があります。さすがに日本美術を代表する名品です。すばらしいですね。
 「白絵屏風」などという珍品の展示も興味深かったですね。
 日本からオランダに送られた屏風の里帰り展示や、日本と海外にばらばらになってしまった屏風の里帰り同時展示なども興味深かったです。
 7回も訪れることはできませんが、最低でももう1回は訪れたいですね。
 
 図録買いましたので、読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2007-09-03 07:07 | 鑑賞記-展覧会
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