「上村松園~近代と伝統~」を見る

d0001004_19461828.jpg 昨日(10月14日)「福島県立美術館」で展覧会「上村松園~近代と伝統~」を見た。
 2005年は小園生誕130年の節目でしたが、結局、東京では「山種美術館」が自前の作品を展示した展覧会が開かれただけでした。
 何とかまとまった形で拝見したいと思っていたのですが、思いがけなく福島の地で開催されました。
 「松伯美術館」や「山種美術館」所蔵の本画60点と下絵30点などの大規模な展示となってました。
 チラシに掲載された「花がたみ」はもちろん素晴らしいですね(先日「日展100年」にも出展されてましたね)。その他にも初期の「人生の花」の2つのヴァージョン、「娘」、「蛍」などの作品がとりわけ印象に残りました。
 素晴らしいですね。静謐な中に香るような色気と気品あふれる作品世界です。
 下絵と本図を一緒に展示してあるのも有りがたい配慮です。小園の創作の秘密の一端に触れた気がしました。
 本当に満足させられる展覧会でした。

 図録買いましたので、読んでから感想続けます。

 たまたま松園の孫にあたる日本画家の上村淳之さんの講演も拝聴できました。「佳人を描く」という表題で松園の作品をスライドに映しながら解説してくれました。最近の美術教育への批判などもおりまぜた講演でした。
 宮尾登美子の小説「序の舞」を根も葉もない作り話と批判しているのも、身内らしくてほほえましかったですね。

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by daisenhougen | 2007-10-15 06:45 | 鑑賞記-展覧会
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