木村凌二「地中海世界ローマ帝国(興亡の世界史04)」を読む

d0001004_14225227.jpg 木村凌二「地中海世界ローマ帝国(興亡の世界史04)」を読んだ。
 講談社、2007年08月20日第1刷、2,415円、四六版、396頁。
 目次を写しておきます。第1章 前一四六年の地中海世界、第2章 世界帝国の原像を求めて、第3章 イタリアの覇者ローマS・P・Q・R、第4章 ハンニバルに鍛えられた人々、第5章 地中海の覇者、第6章 帝政ローマの平和、第7章 多神教世界帝国の出現、第8章 混迷と不安の世紀、第9章 一神教世界への大転換、第10章 文明の変貌と帝国の終焉。
 著者の本村凌二(1947-)さんは西洋史学専攻で東京大学教授とのことです。
 なんといっても千年を超えるローマの歴史をたった1巻で書くなんて無理ですね。かの「ローマ人の物語」は15巻でしたからね。
 ということで、宿敵カルタゴを破った前146年からローマ史の白眉、カエサルといったところが中心にならざる得ないのはやむを得ないでしょうね。
 おまけとして、多神教からキリスト教への転換について論じるのが精一杯のようでした。
 コンパクトにローマの歴史を復習するには良かったです。

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by daisenhougen | 2007-11-23 07:22 | 読書-詩歌小説評論他
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