「図録 鳥獣戯画がやってきた! 国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌」を読む

d0001004_7433311.jpg 「図録 鳥獣戯画がやってきた! 国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌」を読んだ。  編集・発行:サントリー美術館、製作:便利堂、2007年11月03日発行、172頁。
 まず図版ですが、「第一章 鳥獣戯画のすべて」として鳥獣人物戯画絵巻の全巻すべてが解説と一緒に収録されています。大きな図版と場面毎のポイント解説で魅力を十分知らせてくれています。
 その他に断簡、模本も収録されています(これ以降は、少々図版の大きさは小さくなってます)。
 「第二章 鳥獣戯画の系譜として」としてそれ以外の図版が簡単な解説と一緒に収録されています。
 論文としては、三戸信惠「「鳥獣戯画」理解の新たなステージに向けて」、佐野みどり「「 鳥獣人物戯画」甲巻の魅力」、有賀祥隆「白描画雑感」、小峯和明「動物たちの<楽園>とその崩壊、五月女晴恵「「鳥獣人物戯画」の研究動向と今後の課題について」と力のこもった論文が並んでました。
 その他に作品解説、文献一覧、出品目録と充実した内容でした。
 「鳥獣戯画」はずいぶん愉しませてもらいました。雑誌で予習、展覧会も前期と後期と訪れることができたし、縮小巻物も第一巻、第二巻と買っちゃいましたしね。
 少しは「鳥獣戯画」の能書きも喋れるような気がしてます。

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by daisenhougen | 2007-12-07 07:44 | 読書-展覧会図録
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