「≪弓をひくヘラクレス≫巨匠ブールデル展」を見る

d0001004_834655.jpg 一昨日(12月08日)「いわき市立美術館」で展覧会「大クローデル展」を見た。
 「ロダンとともに"近代彫刻の父"と称されるエミール=アントワーヌ・ブールデル(1861~1929)の回顧展」であり、「パリ・ブールデル美術館のコレクションによるもので、主要な彫刻のほかドローイングも含めた約120点を一堂に展示します」とのことです。
 日本各地を巡回しているようですが、なぜか東京は飛ばして次回の名古屋展で終わりとなるようです。
 展示スペースを超えた為なのか、美術館の階段やホールまでも使った展示でした。ですから展示の最初のコーナーに入った時、大量の彫像の作品が所狭しと立ち並んでいるので、チョット退いてしまいました。
 でも、気を取り直して、それぞれの作品の一体一体を丁寧に眺めていると、ようやくブールデルの世界に入り込めるようになりました。特にベートーヴェンの連作の展示のあたりはそうでしたね。
 そしてなんといっても展示の中心は「弓をひくヘラクレス」です。この迫力に満ちた造形力は半端ではないですね。いろんなパターンで見せられると尚更その迫力がわかります。
 更には戦争をテーマとした、3つの顔を描いた作品の強烈な印象は忘れられません。

 この美術館は現代美術の収集を熱心に進めているようで、常設展示も愉しかったですね。特に篠原有司男「モーターサイクル・クィーン」は面白かったです。

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by daisenhougen | 2007-12-10 08:03 | 鑑賞記-展覧会
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