「日本彫刻の近代」を見る

d0001004_9224252.jpg 昨日(12月15日)「東京国立近代美術館」で展覧会「日本彫刻の近代」を見た。
 「幕末・明治期から1960年代までの近代日本彫刻史を、68名の彫刻家の約100点の作品によって振り返りながら、この分野における「近代」とは何であったかというテーマに、さまざまな角度から光を当てようとするもの」とのことです。
 展示はI「彫刻」の夜明け、Ⅱ国家と彫刻、Ⅲアカデミズムの形成、Ⅳ個の表現の成立、Ⅴ多様性の時代、Ⅵ新傾向の彫刻、Ⅶ昭和のリアリズム、Ⅷ抽象表現の展開といった区分での展示です。
 なかなか彫刻作品を年代順に展示してくれる展覧会に出会うことはないですね。そういった意味で貴重な機会かもしれません。日本の近代彫刻史を一気に概観させてもらいました。
 高村光雲などの伝統的な木彫作品が高村光太郎、荻原守衛などによって近代化をはかり、その後抽象的な彫像作品に一気になだれ込んできた歴史がわかりました。
 今回、この展覧会を訪ねたもう一つの理由は橋本平八の作品に触れてみたいと思ったからです。「アニマルズ+PLUS」展で素晴らしい作品を公開していた三沢厚彦さんが、その図録の対談の中で影響を受けた彫刻家として橋本平八さんを挙げていたので、ぜひ作品を見たいと思っていました。
 今回は「石に就て」、「幼児表情」、「或日の少女」といった作品が展示してありました。
 良い作品ですね、わたしのアンテナに強く引っかかるものを感じました。そんなに混んでいませんでしたので、ゆっくり3作品を見ることができたのはラッキーでした。
 もう少しまとめて橋本平八の作品見てみたい思いがつのりました。

 図録買ったので、読んでから感想続けます。

[PR]
by daisenhougen | 2007-12-16 07:50 | 鑑賞記-展覧会
<< 「天空の美術」を見る 「婁正綱の世界~心ときょうの言... >>