展覧会「上海近代の美術」を見る

d0001004_11383195.jpg 昨日(01月13日)「松濤美術館」で展覧会「上海近代の美術」を見た。
 清朝末期から中華民国の成立そして中華人民共和国成立までの上海を中心として活躍した芸術家達の絵画・書・篆刻作品の展示とのことです。
 もちろん初めて拝見する作品達です。
 まず地下の展示コーナーは絵画が展示してありました。
 近代絵画と言うことなので、もうすこしモダンな作品だと思ってましたが、伝統的な中国絵画そのものといった作品達でした。筆遣い構図、色彩感、画題、どれを取っても中国絵画のパターンを踏襲している気がしました。そういった意味では安心して楽しめました。
 でも、近代絵画なんですからもうチョット西洋絵画的な影響を感じさせる作品もあるような気もするんですが、ほとんど展示してありませんでした。この時期でも西洋美術なんてまったく眼中になかったんでしょうか。このあたりの中国絵画史の知識がまったくないのでお手上げでした。 展示してある作品の大半が台湾の「鴻禮美術館」や「石允文コレクション」といった表示してありました。このあたりの由来も知りたかったですね。
 二階に行くと書や篆刻の展示でした。どれも筆の勢いに圧倒されて、ただただ感嘆して眺めるのが精一杯でした。
 奥の特別スペースに台北の「国立故宮博物院」からの提供作品が展示してありました。この博物館の収蔵品が日本公開されるのは初めてのことだそうです。今度はこの時期の作品だけでなく故宮博物院のお宝一挙公開みたいな展示が実現して欲しいですね。

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by daisenhougen | 2008-01-14 09:00 | 鑑賞記-展覧会
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