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コンサート「N響第1610回定期公演 Aプログラム/ブロムシュテット」を聴く

コンサート「N響第1610回定期公演 Aプログラム/ブロムシュテット」を聴く_d0001004_11415244.jpg 昨日(01月13日)「NHKホール」でコンサート「N響第1610回定期公演 Aプログラム/ブロムシュテット」を聴いた。
 演奏はヘルベルト・ブロムシュテット指揮NHK交響楽団。
 演奏曲目はモーツァルト/交響曲 第38番 ニ長調 K.504「プラハ」、ブルックナー/交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンチック」(ノヴァーク版 1878/80年)。
 コンサートの聴き始めはN響からとなりました。まぁ年の初めと言うことで一番高い席にしたんですが、2階の端の方でチョット不満な位置でした(でも、ギリギリの予約ですから文句も言えないですね)。
 そして演奏会はほぼ満席状態で盛況でした。なんてったって八十歳になる長老ブロムシュテットの登場ですから当然でしょうかね。
 まずはモーツァルト。
 今年のクラッシックコンサート初めて聴く曲がモーツァルトとはラッキーですね。モーツァルトの後期交響曲の充実したそして優雅な作品世界を堪能させてもらいました。日本のオーケストラでの最高水準の演奏でしたね。
 そしてブルックナー4番です。
 弦の弱音のトレモロから始まり、ホルンのソロ、そして金管の咆哮といったブルックナーおなじみの出だしから快調に始まりました。
 その後も、この長丁場の演奏を大きな破綻もなく、きっちりとまとめきっていました。さすが巨匠だけのことはありますね。
 演奏が終わって渋谷までの歩いていく間も、演奏の残響が耳に響いている感じが残っていて、寒さも気になりませんでした。
 今年も最初から素晴らしい演奏からスタートできました。今年は幾つこういった素晴らしい演奏に出会えるんでしょう。

by daisenhougen | 2008-01-14 09:09 | 鑑賞記-コンサート
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