「池田満寿夫 知られざる全貌」を見る

d0001004_144859.jpg 昨日(03月01日)「東京オペラシティアートギャラリー」で展覧会「池田満寿夫 知られざる全貌」を見た。
 池田満寿夫(1934-1997)さんは、2002年に「東京都美術館」で開催された「版画家 池田満寿夫の世界」展でまとめて見たことがあります。同じ年の夏には長野市松代町にある「池田満寿夫美術館」をはるばる訪ねました。
 でも、だいぶ時間が経ってしまいましたね。わたしの大好きなアーチストの一人ですので期待して訪れました。
 さすがに「知れれざる全貌」とうたっているだけあって充実した展示です。
 若書きの油彩画から主力である様々な手法を使った版画、そして陶芸、書に至るまで池田の多様さがわかる展示となってます。

d0001004_14484460.jpg 本当に器用な人だったんですね。どんな表現手法でも人に見せることのできる表現レベルになってます。そして、どんな表現手段を取ろうとも、まがう事なき池田満寿夫の世界を作り上げています。
 まぁ、文学じゃ芥川賞まで取ってるし、映像では映画監督までしてるんですから、美術分野の表現手段の違いなんて問題じゃなかったんでしょうね。それにしても多様さだけ見ても凄い人です。
 でも、池田さんの本領発揮はやっぱり版画ですね。多様な版画上の表現手段を取りながらも、版画表現ではこの時代のトップランナーとして走り続けたのが良くわかります。
 今見ても、決して時代遅れになってません。
 晩年に陶芸にのめり込んだのは知っていましたが、3,000点もの作品が残されているとは驚きです。今回の展示でもいろんな作品が展示してありましたが、面白い作品がいっぱいありました。
 「書」はどちらかといえば即興的といえるようですが、けっこうサマになっています。一つの表現にまでなってるとこが凄いです。たんなる余技と思わせないですね。
 図録買ったので、読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2008-03-02 20:47 | 鑑賞記-展覧会
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