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「週刊アーティスト・ジャパン58長谷川潔」を読む

「週刊アーティスト・ジャパン58長谷川潔」を読む_d0001004_8353817.jpg 「週刊アーティスト・ジャパン58長谷川潔」を読んだ。
 長谷川潔さんの静謐な作品にはずっと惹かれてきました。
 2006年に「横浜美術館」で開催された大規模な回顧展が思い出されますね。その後も芸大の「コレクション展」などけっこう触れる機会がありました。最近では「東京オペラシティアートギャラリー」の「収蔵品展25」でも拝見できました。 
 今回も繊細な表現の図版を堪能しました。
 でも、収録されているのが「京都国立近代美術館」所蔵のだけだったのはなぜなんでしょう。代表作を掲載することから言えば、もう少しいろんな所蔵先の作品が掲載されてもいいんではないかと思うんですが・・・。
 デアゴスティーニ、2008年03月11日改訂版、590円、A4変形、32頁。
 責任編集は美術評論家の島田康寛さんです。
 目次:画家の生涯(パリに花開いた珠玉の芸術)、作風と活動(思索の象徴構成としての芸術)、ギャラリー(農家と雲/飼馴らされた小鳥(草花と種子)/ジロスコープのある静物/薔薇と時/窓辺の花瓶/アレキサンドル三世橋とフランス飛行船/ジャ・ド・ブッファン(ポール・セザンヌの家)/ジゴンダ古村の礼拝堂/木と月/金魚鉢の中の小鳥/砂漠の薔薇と海の星/小鳥と胡蝶)、名画の背景(青年たちが育んだ「版画」)、生涯のこの一年(1948年)、鑑賞のポイント(神秘への志向)。

by daisenhougen | 2008-03-08 07:34 | 読書-詩歌小説評論他
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