「西行の仮名/併設 重文 俵屋宗達筆・西行物語絵巻」を見る

d0001004_84239.jpg 昨日(03月08日)「出光美術館」で展覧会「西行の仮名/併設 重文 俵屋宗達筆・西行物語絵巻」を見た。
 中世の歌人、西行さんの書の展示です。といっても西行の真跡とされるのは現在数点のみということで、大半は「伝西行筆」とのことです。いやぁ初めて知りましたが凄い世界なんですね。
 展示は「プロローグ 西行の仮名」、「御子左家関連の私家集類」から始まり、伝西行筆の西行の仮名がずらーっと並んでます。伝がついても重文のオンパレードです。
 そしていよいよ「西行の真跡、国宝「一品経和歌懐紙」の登場です。ふむふむとつぶやきながら有りがたく拝見させてもらいました。
 さらには「西行と同時代の歌人の古筆」として伝西行筆だけでなく定家や寂蓮などの仮名の展示、「西行の書状と著作他」では西行真筆の書簡「仏頂抄紙背書状」ほかが展示してありました。

 次が「西行物語絵巻、歌絵他」ということで、どちらかといえば、わたしはこちらが目当てでした。
 展示室2の終わりあたりから展示が始まり、狩野山雪による西行の有名な歌「鴫立つ沢西行図」など西行の故事を描いた作品が展示されています。
 展示室3に入ると「西行物語絵巻」の展示です。パネルに西行物語絵巻の系図が説明してありましたが、今回は「津軽本」二巻と重文指定の出光美術館所蔵の俵屋宗達筆の第一巻、第二巻、第四巻、さらには宮内庁三の丸尚蔵館から尾形光琳模本の第三巻が展示し有りました。
 かなり豪勢なラインナップです。ただこれだけのラインナップを一挙公開というわけに行かないようで、一部の場面だけの展示で、残りはパネルでどうぞということでした。
 わたし的には西行物語絵巻だけ独立した展覧会にして、もっと多くの場面を見せて欲しかったですね。
 隙間のコーナーでは仙崖などに描いた西行図なども展示してありました。

 「西行物語絵巻」については図録ともいえない薄いパンフレットみたいなものが売ってましたので、読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2008-03-09 08:42 | 鑑賞記-展覧会
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