「GOTH」展を見る

d0001004_13373551.jpg 昨日(03月22日)「横浜美術館」で展覧会「GOTH」展を見た。
 GOTHって原宿なんかで見かける「ゴスロリ」さんたちのことのようなので、あんまり気が進まなかったのですが、束芋さんの作品が展示されているということなので出かけてみました。
 入り口からちょっとビックリしました。
 いわゆる「ゴスロリ」ファッションを身につけた若い女の子たちがうろうろしてました。ふだん美術館なんかに目もくれない子たちですよね。そういった意味では狙い成功なんでしょうか。
 この美術館は2006年にも「現代の美術 アイドル展」なんてのを開催してましたから、二匹目のドジョウ狙いでしょうか。
 「若い世代を中心に世界的に共感を呼んでいる「ゴス/ゴシック」は、幻想的・怪奇的なもの、死や装飾過剰なイメージなど、健康的で保守的な価値観とは対立するような趣味一般を指す。「ゴス/ゴシック」の本質を表現する、6組のアーティストによる立体、絵画、映像、写真作品約250点を展示する」とのことです。

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 まずはリッキー・スワローさん。彫刻や絵画がいかにもGOTHといった作品からスタートですかね。









d0001004_13385850.jpg 次がDr.ラクラさん。こちらは古い版画や漫画などに死のイメージや刺青を書き加えることによってGOTHらしくするといったとこでしょうか。









d0001004_13393014.jpg そしていよいよ束芋さんです。暗い部屋の中の上部に360度スクリーンがあり、そこの映像が流れています。今回はスクリーンの下に寝ころんでじっくりと見ることができました。
 「ギニュる」という題名で手と足の指がいろいろと変形してゆく作品です。面白い試みですね。 束芋さんは原美術館の「ヨロヨロン 束芋展」以来ですが、これだけでもこの展覧会に来た甲斐がありました。



d0001004_13401263.jpg GOTHの極めつきは吉永マサユキさんによる「ゴスロリ」ファッションの女の子たちを撮影した写真でしょうか。極彩色の写真がにぎやかです。このコーナーが一番混雑していていました。「ゴスロリ」ファッションの女の子たちが自分と比べてきゃーきゃー言ってました。


d0001004_13405659.jpg イングリッド・ムワンギ・ロバート・ヒュッターさんの映像インスタレーションは赤ん坊や老人など3つのスクリーンで映像流してました。ちょっとわかんなかったですね。



d0001004_13413713.jpg 最後がピュ~ぴるさんの自己ポートレートです。性同一障害から性転換をはたすまでを撮った写真が並んでました。おちんちんを切る前と切った後まで写してました。自己顕示欲の極大化した表現ですかね。
 まあ、結局はGOTHってなあに、という疑問は解消されない展覧会でした。

 常設展示は「見ることのたのしみ」という特集展示から始まりました。
 「じっと、見る」、「広がりを、見る」、「見る、そして考える」といったテーマに作品を並べてました。
 次はこの美術館のお馴染みの作品展示ですね。セザンヌ、ルソー、ピカソ、カンディンスキーといった自慢の作品達です。
 特別展示として「春を寿ぐ」として富士山や目出度いものを描いた日本画の展示です。大観や観山、紫紅などの作品が並んでました。
 写真の展示は「19世紀の写真」ということでかなり古い写真が展示してありました。ちょっと退屈な展示でしたね。

 まぁ、一周するだけで疲労困憊しちゃった展覧会でした。

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by daisenhougen | 2008-03-23 07:36 | 鑑賞記-展覧会
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