「モディリアーニ展」を見る

d0001004_14332066.jpg 昨日(03月29日)「国立新美術館」で展覧会「モディリアーニ展」を見た。
 期待の「モディリアーニ展」が始まりましたので早速出かけてきました。なんせ「世界中から集められた油彩・素描約150点の出品により、国内では過去最大規模の展覧会となります。知られざる原点から代表作までモディリアーニの全容を一望するまたとない機会となるでしょう」なんて宣伝文句ですから期待高まりますね。
 わたしにとってモディリアーニ(1884-1920)はかなり好きな画家の一人です。このブログを始めてからだけでも、2006年には「Bunkamura」で「リール近代美術館所蔵 ピカソとモディリアーニの時代」を見ましたし、昨年も同じ「Bunkamura」で「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」を見ています。それ以外でもけっこうモディリアーニの作品には触れていると思います。そうそう2005年には映画「モディリアーニ」なんてのを見たことがありましたね。
 そうはいっても、初期から晩年までの作品を一挙に触れることができたのは、今回がはじめてとなりますね。
 大混雑かと思いきや、割と空いていました。チョット肩すかしにあった気分でした。

d0001004_1433567.jpg さて展示です。
 まず「1章 プリミティヴスムの発見:パリ到着、ポール・アレクサンドルとの出会い」。
 初期の作品が並んでいます。1906年から1908年までの作品ですから、22から24歳までの模索時期の作品です。こういった展示は原点に触れることができたようで愉しいですね。
 次が「2章 実験段階への移行:カリアティッドの人物像-前衛画家への道」。
 1910年から1915年にかけてアフリカや東南アジアの原始美術に影響を受けた作品群が並んでいます。モディリアーニはこういったとこからスタートしてるんですねいったんですね。独特な肖像画の源泉ここにありといった興味深い展示でした。
 そして「3章 過渡期の時代:カリアティッドからの変遷-不特定の人物画から実際の人物の肖像画へ」。
 1914年から1915年にかけて、モディリアーニの転換点となった時期の作品ですね。まさに自己表現を確立した時期ですね。
 最後が「Ⅳ章 仮面からトーテム風の肖像画へ-プリミティヴな人物像と古典的肖像画との統合」です。
 ここが1915年から1919年にかけてのモディリアーニの代表作が並んだコーナーです。見慣れた、まさにモディリアーニといった表現が並んでました。モディリアーニの作品世界を堪能させてもらいました。
 
 油彩画の展示が数が少しもの足りなかったのと、有名美術館に所蔵されている代表作がチョット不足している気もしましたが、贅沢言ったら罰当たりますね。
 展示リストによると、多くが個人蔵となっていました。これだけ有名画家なのに、いまだにこんなに個人蔵があるんですね。こういった個人蔵を集めた大規模な展覧会はもう二度とできないかもしれませんね。
 そういった意味で、最低もう一回は訪れたいですね。
 図録買ったので、読んでから感想続けます。

[PR]
by daisenhougen | 2008-03-30 08:40 | 鑑賞記-展覧会
<< 「アーティスト・ファイル200... 「加藤泉「The Riverh... >>