「アーティスト・ファイル2008 ― 現代の作家たち」を見る

d0001004_5152097.jpg 昨日(03月29日)「国立新美術館」で展覧会「アーティスト・ファイル2008 ― 現代の作家たち」(Artist File 2008 - The NACT Annual Show of Contemporary Art)を見た。
 新たに始めるシリーズのようですね。
 宣伝文句を写しておきます。「新しい美術の動向を紹介することは、国立新美術館の重要な使命の一つです。この使命を果たすため、同時代に生きる作家たちの活動を、毎年定期的に紹介していく展覧会を企画しました。継続的に開催していくことで、時代の鳥瞰図を提示することを目指しています」とのことです。
 この美術館の開館展示「20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語」の時に「マテリアル・ワールドに生きる」というコーナーで6人のアーチストを取り上げていましたが、その延長線てことでしょうかね。
 今回は8人のアーチスト取り上げられており、それぞれ独立したスペースに作品を展示してありました。

d0001004_5162413.jpg まず最初が竹村京(1975年-)さん。白い紙と刺繍にシンプルな線。女性の感性が生きている印象ですね。




d0001004_517611.jpg 次が白井美穂(1962年-)さん。テーマを設けた3つの部屋でビデオを流してました。チョットわかりませんでしたね。






d0001004_5175386.jpg エリナ・ブロテルス(Elina Brotherus)(1972年-)さんはフィンランド人女性アーティストで風景とセルフ・ポートレートがテーマとのことです。なんとなくワイエスを思わせるテーストでけっこう惹かれました。




d0001004_519313.jpg 佐伯洋江(1978年-)さんは細密な鉛筆画です。
 白いケント紙にシャープペンシルで緻密に描き込まれた作品は素晴らしいです。一気に引きこまれました。植物などを緻密に緻密に描きながら、独自な作品世界を作り上げています。もしかしたら新たな花鳥画の世界かもしれません。
 「線の迷宮<ラビリンスⅡ―鉛筆と黒鉛の旋律」で出会って以来です。注目していきたいアーチストです。



d0001004_5195879.jpg 祐成政徳(1960年-)さんはちょっとわかんなかったです。







d0001004_5204616.jpg ポリクセニ・パパペトルー (Polixeni Papapetrou)(1960年-)さんはオーストラリアの女性写真作家で子供たちを主題とした不思議な写真ですね。鮮やかな発色が特色でしょうか。







d0001004_5213854.jpg さわひらき(1977年-)さんの作品にも惹かれましたね。
 会場は真っ暗な世界で、そこに6面のビデオが放映されていました。
 旧い時計や旧い部屋、波の寄せる海、観覧車のある海辺の風景など、心の奥に響いてくるような映像が同時に映し出されています。
 暗闇の中でその映像を眺めていると、何か不思議な感覚になってきます。


d0001004_5222073.jpg 最後の市川武史(1971-)さんは浮遊がテーマとのことですが、良くわかりませんでした。




 今回は8名のアーチストの作品が並んでましたが、その中で佐伯洋江さん、さわひらきさんという2人を発見できただけでも、大収穫でした。
 図録買ったので読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2008-03-30 08:50 | 鑑賞記-展覧会
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