「近代日本画にみる麗しき女性たち~松園と美人画の世界~」を見る

d0001004_17395744.jpg 昨日(04月27日)「茨城県天心記念五浦美術館」で展覧会「近代日本画にみる麗しき女性たち~松園と美人画の世界~」を見た。
 最近、この五浦美術館にせっせと通ってますね。最初に行ったのが昨年月の展覧会(感想はこちら)でしたが、今年早々にも訪れましたから(感想はこちら)、今回で3度目となります。日本画中心の展示ですから、好みに合うんですね。
 さて今回は松園と美人画と言うわたしの大好きなテーマですから外すわけにはいけませんね。
 展示は「Ⅰ.東京の近代美人画ー粋とロマン」、「Ⅱ.上村松園の世界」、「Ⅲ.京と浪花の女性表現」、「Ⅳ.戦後の女性像」といった区分での展示です。
 もっとも入って直ぐには松園さんの作品が出迎えてくれましたがね。
 最初のコーナーでは鏑木清方、池田輝方、池田蕉園、山川秀峰といった面々の作品が並んでました。

d0001004_17404190.jpg そしていよいよ上村松園さん。全国各地から集めた作品が初期から晩年までバランスよく揃ってました。今年初めに拝見したばかりの「水野美術館」のコレクションの「かんざし」とも再会できました(感想はこちら)。
 松園さんの作品は2005年の「山種美術館」の展覧会(感想はこちら)が18点、昨年の「福島県立美術館」の展覧会(感想はこちら)ですら60点ですから、今回の展示が全部で26点ほどですからチョットした個展レベルです。
 「紅葉可里図」、「櫻狩り図」、「花」、「かんざし」などなど香りたつ松園の美人画の世界を堪能させてもらいました。したしみやすい中にも凛とした姿勢がいいですね。
 次の2つのコーナーでは伊藤小坡、菊池契月、北野恒富、竹久夢二、土田麦僊、三木翠山、島城園、寺島紫明、谷角日沙春、岡本神草、甲斐庄楠音、木谷千種、小倉遊亀、梶原緋佐子、中村大三郎、伊東深水、中村貞以、広田多津、三谷十糸子、橋本明治、北沢映月、守屋多々志、森田曠平、石本正といった面々の作品が並んでました。
 この中では最近気になりだした中村大三郎さんの作品が「黒衣女人像」、「女人像」と2点展示してあったのは嬉しかったですね。
 ただ、戦後の女性像など時代が現代に近づくにつれてそれぞれが個性を前面に出し、とうてい麗しきとは言い難い作品が多くなってきてました。ちょっと複雑な感じでしたね。

 図録買ったので、読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2008-04-28 07:26 | 鑑賞記-展覧会
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