「中西夏之新作展 絵画の鎖・光の森」を見る

d0001004_9434252.jpg 昨日(05月01日)「松濤美術館」で展覧会「中西夏之新作展 絵画の鎖・光の森」を見た。
 中西夏之さんという画家については全く知りませんでした。たまたま目にしたチラシの感じが心惹かれたので訪ねてみました。
 この美術館ではいつものことですが、入館料がたったの300円ですから、気楽に出かけられますね。
 さて中西夏之さんは1935年東京生まれ、東京藝術大学美術学部絵画科(油画専攻)卒で1962年には高松次郎、川仁宏らと共に、山手線プラットホームや車内で卵型のオブジェをただ舐め続ける「山手線事件」というハプニングを行うなどして注目される。また高松、赤瀬川原平らと芸術集団ハイレッド・センターを結成し、数多くのパフォーマンスを実践。1970年代から平面作品を主にし、油彩による連作品を発表。作家と現実空間との緊張関係を主題にした思考性の強い作品を数多く制作しているとのことです。
 さて今回の展示は4年ほど取り組んできた未発表の新作30点ほどが、2フロアー全部を使って展示してありました。
 作品名も「背・白 edge」、「R'Line」、「背・円 背後からの白」といった意味不明の連作です。
 どの作品も描かれているのは紫や白の極めてシンプルな色遣いで、ツタともブドウとも星とも光とも思える具象と抽象の間にあるような粒粒が描かれています。
 表現の先端を走っているというよりも、どちらかといえば古典的表現であり、装飾的な印象も受けました。経歴とは違うイメージでしたね。
 さらに個々の作品がどうのこうのというのではなく、これらのシリーズ全体で一作品といったとこですね。
 一挙に引きこまれると行った作品ではないんですが、何か気になる作品でした。
 
 たった1,000円ぽっきりでしたので図録も買ってしまいました。読んでから感想続けます。
 

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by daisenhougen | 2008-05-02 09:44 | 鑑賞記-展覧会
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