「所蔵作品選 175/3000」を見る

d0001004_13523376.jpg 昨日(05月06日)「茨城県立美術館」で展覧会「所蔵作品選 175/3000」を見た。
 美術館創設から60年、そしてこの建物での開館20周年とリニューアルオープン記念の展覧会とのことです。
 全館を使って、全コレクション3,000点の中から選りすぐりの175点を展示したようです。
 展示はプロローグ「美術館の歩み」、第1章「明治初期の日本画」、第2章「横山大観と五浦の画家たち」、第3章「明治の洋画」、第4章「中村彝とその周辺」、第5章「西洋美術」、第6章「小川芋銭」、第7章「大正から昭和戦前期の洋画」、第8章「近代の日本画」、第9章「板谷波山と茨城の工芸」、第10章「永瀬義郎と創作版画」、第11章「戦後美術の展開」といった具会に細かく区分されて展示してました。
 年代順ですが、地元出身について別出しして展示したといったといったとこですね。

d0001004_13525190.jpg でも、一周してみると、地方美術館の悪しき展示の典型のような印象しか残りませんでした。
 日本絵画史上の有名どころの作家と地元出身の作家の作品を漫然と展示してあるだけといった感じでした。西洋絵画のコレクションも弱さだけが目立ちました。
 コレクション形成が寄贈や寄託によることから、コレクションの性格がピンぼけになるのはある意味ではやむを得ないのかもしれませんが、展示だけでもきっちり芯を通した工夫が欲しかったですね。

 でもまぁ、大観さんは地元だけあって「春曙・秋夜」、「朝霧」、「海・山十題から霊峰四種・春」といった傑作が揃ってましたから、これらを拝見できただけでも満足ですね。

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by daisenhougen | 2008-05-07 07:48 | 鑑賞記-展覧会
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