「没後80年 鮮烈なる生涯 佐伯祐三展」を見る

d0001004_9392091.jpg 昨日(05月21日)「そごう美術館」で展覧会「没後80年 鮮烈なる生涯 佐伯祐三展」を見た。
 今年は佐伯祐三の生誕110年と同時に没後80年という節目の年で、その記念の展覧会とのことです。
 佐伯祐三の作品といえば、2005年に「練馬区立美術館」での展覧会で多くの作品に接してすっかりファンになってしまいました(その時の感想はこちら)。
 今回そんなに間をおかずに再び多くの作品に巡り逢えるなんてラッキーです。
 日本最大の佐伯コレクションを有す大阪市立近代美術館建設準備室の所蔵作品を中心とし、油彩画など約80点の展示とのことです。

d0001004_9393464.jpg 最初にデスマスクでなくライフマスクが飾ってありました。そして作品としては若き日の自画像からのスタートです(初々しい顔ですね)。
 展示としては初期の作品からフランス留学、帰国、そして再びフランスに渡って死去と年代順になっていました。
 ファンとしては貴重な多様な表現の移り変わり接することができて、嬉しかったですね。
 何度か描いた自画像などは、佐伯の思いの変化と表現の移り変わりが現れていて興味深かったですし、ノートルダム寺院を描いた作品のように気迫こもった作品の思いもビンビン伝わってきました。
 でも、フランス再訪以前はどうしても表現を求めてもがき苦しみ、試行錯誤を繰り返している感は否めません。
 それが、フランス再訪以降の若き晩年の作品達は一変します。
 自分の個性の探求と技法の充実が結びつき、一気に表現レベルが時代の最先端を超えたのが解ります。
 まがう事なき個性的な作品の誕生ですね。
 これらの作品の確固たる表現は今でも古びていないと思います。
 
 図録買ったので、読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2008-05-22 07:28 | 鑑賞記-展覧会
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