「コロー 光と追憶の変奏曲」を見る

d0001004_8573721.jpg 昨日(07月13日)「国立西洋美術館」で展覧会「コロー 光と追憶の変奏曲」を見た。
 カミーユ・コローってぼんやりした風景画といったイメージしかなくて、今回の展覧会もどうしようかなぁと思ってました。
 でも、チラシにも使われている「真珠の女」に興味惹かれたので訪ねてみました。コローって人物画も描いていたんですね。
 「詩情あふれる風景画や人物画で世界的に知られている、19世紀フランスの画家カミーユ・コロー(1796-1875)。本展は、ルーヴル美術館の全面的な協力により、初期から晩年までの風景画、人物画、物語画などの多彩な作品を通して、コロー芸術の全貌を紹介するものです。同館が所蔵するコローの代表作《真珠の女》《青い服の婦人》《モルトフォンテーヌの想い出》をはじめ、同館所蔵作品を核に、欧米各国や日本国内の美術館、個人コレクションなど約60か所から、油彩、版画などコロー作品約100点を選りすぐり展示します」とのことです。
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 展示は「1章:初期の作品とイタリア」、「2章:フランス各地の田園風景とアトリエでの制作」、「3章:フレーミングと空間、パノラマ風景と遠近法的風景」、「4章:樹木のカーテン、舞台の幕」、「5章:ミューズとニンフたち、そして音楽」、「6章:思い出と変奏」とほぼ年代順です。
 会場に入ってみると多くの人が訪れていました。地味目な展示と思っていたので少々驚きました。身動きとれないレベルではありませんので、じっくり列の動きにあわせて拝見しました。
 そのおかげでコローの作品世界にたっぷり浸ることができました。表面的には極めて穏やかな世界ですから、その世界に入る込むにはじっくり時間をかけて作品に入り込むしかありませんね。
 やっぱり後期の風景画の世界は素晴らしいですね。靄の中に浮かび上がる世界は幻想的でありながら、しっかりとした実在感を感じさせてくれます。
 肖像画も綿密に描き込まれた素晴らしい作品が目白押しでした。
 カミーユ・コローがフランスをだ代表するが大画家であることは十分納得できる展示でした。
 
 図録買ったので、読んでから感想続けます。


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by daisenhougen | 2008-07-14 07:30 | 鑑賞記-展覧会
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