「コロー 光と追憶の変奏曲」を見る/再訪

d0001004_12591620.jpg 昨日(08月31日)「国立西洋美術館」で展覧会「コロー 光と追憶の変奏曲」を見た。
 会期終了まぎわになんとか再訪できました。
 でも、さすがに最終日です。チケット入り場こそ行列はありませんでしたが、会場内はかなりごった返していました。
 一回目の訪問の時も混んでいてビックリしたのですが(その時の感想はこちら)、今度は行列がまったく動きもしません。どちらかといえば余裕のある展示ですが、絵の前はびっちり人が張り付いてましたね。
 仕方がないんで、並ぶの諦めて、肩越しに拝見といった方法に切り替えました。そして図録でチェックしていた気になっていた作品だけはじっくり見ることにしました(図録の感想はこちら)。
 こんな状態は初期の作品展示からから会場半ばの3章ぐらいまで続きました。
 どんどん人を追い越しながら見ていったので「4章:樹木のカーテン、舞台の幕」あたりからは混雑も大分緩和され、じっくり拝見できるようになりました。
 最も再見したいと思っていた「5章:ミューズとニンフたち、そして音楽」ではゆったりと絵の真ん前で気の済むまで拝見できました。
 最初に展示してある「鎌を手にする収穫の女、あるいは鎌を持つ女」からはじまり「真珠の女」、そして最後の「青い服の女」までしっかり目に焼き付けました。
 最後の展示コーナー「6章:思い出と変奏」でもコローといえば「モルトフォンテーヌの思いで」といったぐらいの風景画の代表作たちがたくさん並んでましたが、しっかり目に焼き付けることができました。
 世界各国から集められたコローの代表作を充分堪能できました。
 これほどの作品を集めたコローの展覧会が日本で開催されることはないとのことですが、名残を惜しみつつ、そして人の波がどんどん押し寄せてくる前に退散しました。

 この展覧会までは明確なイメージが掴めなかった存在だったカミーユ・コローは、今や、わたしの中でしっかりとした輪郭をもつ存在となりました。
 

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by daisenhougen | 2008-09-01 06:58 | 鑑賞記-展覧会
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