「ジョン・エヴァレット・ミレイ展」を見る

d0001004_1410341.jpg 昨日(08月31日)「Bunkamura ザ・ミュージアム」で展覧会「ジョン・エヴァレット・ミレイ展」を見た。
 展覧会巡りの最後はミレイ展です。どちらかといえば期間終了間際の展覧会ばっかりハシゴした一日ですが、こちらは期待の展覧会ですので早めの鑑賞にしました。
 すると、なんとチケット売り場に行列ができているじゃありませんか(そんなに長い列ではありませんでしたがね)。そして会場内もぎっしり人で埋まってました。始まったばかりの展覧会なのにビックリです。
 さて今回の展覧会は「19世紀の英国を代表する画家、ジョン・エヴァレット・ミレイ(1829-96年)の10代から晩年までの広い範囲の作品により、 画業の全容を紹介する本格的な回顧展です。ロンドンのテート・ブリテンで2007年9月から始まった本展は、イギリスでも1898年に開催された回顧展以来、初めてのミレイの大規模回顧展として話題になりました。今春、アムステルダムのゴッホ美術館で開催された後、いよいよ日本に巡回します」とのことで、「今年が日英修好通商条約調印150年にあたるUK-Japan2008の公認イベントであり、代表作《オフィーリア》、《両親の家のキリスト》、《マリアナ》など、テート・ブリテンをはじめ、英国内外の主要コレクションから、油彩、素描など約80点を紹介します」とのことです。
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 展示は「ラファエル前派」、「物語と新しい風俗」、「唯美主義」、「大いなる伝統」、「ファンシー・ピクチャー」、「上流階級の肖像」、「スコットランド風景」といった年代とテーマをあわせたような区分で展示してあります。ミレイの全貌を知ることができる素晴らしい展示でした。
 なんといっても最初の目玉は「オフィーリア」でしょう。なかなか作品の前が空かなかったのですが、ここだけは見逃すわけにいけませんので、気長に待って、そしてじっくり細部まで拝見しました。
 世評に違わず素晴らしい作品です。二十歳そこそこの青年の作品とは驚嘆するしかありませんね。細密であり、幻想的であり、濃厚であり、輝かしくもあり、エロチックですらあります。抜群の存在感です。
 その後も素晴らしい作品が続きます。完成度が高くどの作品も引きこまれるようなレベルの高い作品が続いていました。
 東京で唯一いつでも見ることができるミレイの作品「アヒルの子」もしっかり展示してありました。わたしにはミレイといったら一番親しんだ作品です。
 こういった少女を描いた作品を「ファンシー・ピクチャー」というようですね。心惹かれる作品がたくさんありました。この愛くるしい作品達が同時代から今に至るまで人気なのもわかりますね。
 わたしもすっかりミレイの大ファンになってしまいました。
 会期は10月26日までありますので、再訪だけでなく再々訪ぐらいしそうです。そのぐらい魅力的な展覧会です(会期はじめからこれほどの混雑ですから、会期末期はどうなってしまうんでしょう)。

 図録買ったので、読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2008-09-01 07:25 | 鑑賞記-展覧会
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