「オスカール大岩:夢見る世界」を見る/再訪

d0001004_12252262.jpg 昨日(09月13日)「福島県立美術館」で展覧会「オスカール大岩:夢見る世界」を見た。
 この展覧会は5月に「東京都現代美術館」で拝見しましたが(その時の感想はこちら)、今回は巡回先での再訪となります。
 あの強烈なインパクトを持つ若書きの傑作「クジラⅠ」「クジラⅡ」のペア作品の展示からスタートです。この人は初期から見る人を捉えるツボを会得していたことがわかる作品ですね。
 ただ、潜水艦的イメージの作品ですので、この美術館では展示間隔が少し広すぎてインパクトが少し減っていた気もします。
d0001004_12253192.jpg
 後は美しい色彩感の中に現代の毒が仕込まれた作品群が続いています。
 大画面の夢のような作品にうっとりしてしまいます。
 今回の展示は美術館のロビーや常設展示コーナーまで増殖して展示ししてありました。
 ともかくも、今後、どのように変貌していくか、期待いっぱいのアーチストです。

 同時開催としてルオー《ミセレーレ》展も開催されていました。
 こちらはオスカールさんの色彩感あふれる世界から一転して黒一色の世界です。ルオー版画集の最高傑作といわれるだけのことはある素晴らしい世界です。
 何度か拝見したことのある版画集ですが、この美術館にも全点収蔵されていたとは驚きでした。
 常設展示はすっかり展示替えしてました。なんといってもワイエスの「松ぼっくり男爵」など3展が一番の見所でしたね。
 今度はワイエス展が楽しみです。

[PR]
by daisenhougen | 2008-09-14 07:36 | 鑑賞記-展覧会
<< 映画「おくりびと」を見る 「北京故宮 書の名宝展」を見る >>