「近代日本の巨匠たち」を見る

d0001004_15271213.jpg 昨日(08月18日)「出光美術館」で展覧会「近代日本の巨匠たち」を見た。
 出光コレクションのの中には1,000件もの近代美術作品が含まれているとのことで、今回はその中から約100件を選んでの展示とのことです。
 まず最初は「1.近代のめざめ」ということで近代絵画の展示です。
 東山魁夷さんの「春梢」という、小品ですが静謐さにあふれる作品からスタートです。今回はじめて展示されるそうです。
 上村松園さんの「灯」はほんのりとした色香あふれる名品です(チラシに掲載の作品です)。こちらも初公開とのことです。こういった名品を秘蔵しておくなんてもったいないですね。
 松園さんはその他にも四幅対の「春夏秋冬」、「菊の便り」が展示されていました。
 富岡鉄斎さんは以前「鉄斎展」を開催しただけあって、コレクションも充実しているようですね。「蓬莱仙境図」など6点もの作品が展示してありました。
 その他にも月岡芳年、小杉放庵といった人の優品が展示されていました。
 そうそう、佐伯祐三や坂本繁二郎さんらの油彩画も展示してありました。コレクションの幅広さの一端が示した展示でした。
 次のコーナーは「2.茶のいろどり」ということで茶碗などの茶道具の展示です。こちらは守備範囲外でした。
 次に同時開催となっている「仙厓展」です。昨年開催された「仙厓・センガイ・SENGAI」展のミニ版ですが(その時の感想はこちら)、日本一のコレクションだけあって名品揃いでした。じゅうぶん愉しめました。
 ここから先の「3.和のモダニズム」の竹細工や「4.近代陶芸のパイオニア」の板谷波山、富本憲吉といった陶芸作品はわたしの守備範囲外でしたね。
 わたし的には、今後、近代絵画だけに絞った展示企画を期待したいですね。

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by daisenhougen | 2008-09-19 06:48 | 鑑賞記-展覧会
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