「田村能里子展」を見る

d0001004_13363484.jpg 昨日(08月18日)「日本橋高島屋」で展覧会「田村能里子展」を見た。
 何故か、かなり混んでました。こんなに人気のある人だったんですね。
 田村さんの作品は2004年に「丸ビル」で開催された「田村能里子の宇宙」でまとめて見たことがあります。
 今回は京都嵐山の大本山天龍寺塔頭宝厳院の本堂が再建され、その襖絵を田村さんが手がけ、完成お披露目の展覧会とのことです。
 各地に大作の壁画制作で有名な田村さんにとっては50作目とのことですが、襖絵も壁画の一種なんでしょうか。
 確かにこの作品「風河燦燦 三三自在」にはキャンバスにアクリルと書いてありましたから、襖絵様式であっても、田村さんにとっては壁画といった位置づけのようですね。
 さて、この「風河燦燦 三三自在」は58枚およぶ大作ですが、様々な女性像がアジアの風景とともに描き込まれたし、深みを帯びた赤色とフレスコ画風の肌合いなど、いつもの田村ワールドですね。
 この作品関連の素描や過去の作品もいろいろ展示されていました。
 もう少し画風の転換や深まりを期待したのですが、無い物ねだりの展示でした。
 まぁ、この作品は一旦、本堂に納めてしまうと、普段は拝見できないそうですから、こういった機会に一見の価値はあるかもしれません。

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by daisenhougen | 2008-09-19 06:56 | 鑑賞記-展覧会
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