「ピサロ展」を見る

d0001004_11394735.jpg 昨日(10月23日)「大丸ミュージアム」で展覧会「ピサロ展」を見た。
 カミーユ・ピサロ(1830~1903)といえば印象派の画家として有名な存在なのですが、不勉強なわたくしには名前と作風があまり一致しない画家の一人です。
 もちろん、まとめて拝見する機会もありませんでしたね。
 ちょっと前まで、そういった画家の一人であったカミーユ・コローなどは、先日の展覧会ですっかり魅せられてしまいました(その時の感想はこちら)。なんで今まで知らなかったのと自分の無知に恥じる経験をしたばかりです。
 さて、そのピサロの展覧会というのですから、期待して訪ねてみました。
 今回の展示は「オックスフォード大学・アシュモリアン美術館」の所蔵する作品の展示のようです。
 そして副題に「印象派の巨匠 -家族と仲間たち-」とあり、カミーユ・ピサロご本人の作品だけでなく、影響を与えた画家の作品から、その家族に作品までの展示ということでした。
 展示はなんとカミーユ・コローの作品からスタートですからビックリです。
 多分、コロー展以前でしたら、暗い風景画ぐらいに思ってさっさと通り過ぎたのでしょうが、コローのファンとなった今では、じっくり、喜びながら拝見しました。
 その後もミレー、クールベ、マネ、ルノワールといった先行世代から同世代の画家の作品が展示してありました。でも、どちらかといえば小品が多い気もしました。
 そしてようやく肝心のカミーユ・ピサロの作品です。
 いろいろな表現を試みたのは解りましたが、決定的に心に届く作品には巡り逢えませんでした。 展覧会を一回りした後でも、その作品でイメージを掴むことができませんでした。
 代表作といえるものが展示されていまいせいなのかもしれませんが、チョット残念でした。
 その後には彼の息子達の作品が大量に展示してありました。何か身内の作品ばかりがめだった展示でした。
 わたし的にはかなりハードルの高い展示でした。パンフレットも展示リストもないのも残念でした。

 いずれかの機会にピサロさんの作品と良い出会いをしたいものです。

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by daisenhougen | 2008-10-24 07:10 | 鑑賞記-展覧会
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