「速水御舟-新たなる魅力」を見る

d0001004_14401143.jpg 一昨日(10月25日)「平塚市美術館」で展覧会「速水御舟-新たなる魅力」を見た。
 鎌倉へ行く前に訪れました。御舟ファンとしては見逃すわけにはいきませんね。
 今回の速水御舟展は、1993年以来15年ぶりの本格的な展覧会とのことです。新出の作品も交えた約120点の作品ですからかなり本格的です。
 わたしにとって速水御舟(1894-1935)の作品といえば「山種美術館」です。
 2004年に「生誕110年 速水御舟展」で山種コレクションをまとめて拝見しましたし、それ以降もこの美術館所蔵作は折に触れて拝見してきました。
 今回の展覧会はなんと山種美術館所蔵作は全く含まれていない展覧会なんですね。ちょっとビックリでした。代表作が目白押しの山種美術館所蔵作なしで大丈夫なのかなぁ、なんて思いながら拝見しました。
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 でもその心配は、展示最初から杞憂なのが解りました。
 最初に展示されているのが、なんと16歳の作品「小春」です。
 いやービックリですね。完成度が極めて高い作品です。天才画家スタートにふさわしい作品かもしれません。
 その後もほぼ年代順にこれでもか、これでもかといった具合に素晴らしい作品が展示してありました。
 よくいわれる細密描写といわれる作品もたくさん並んでいましたし、美人画から草木を描いた作品まで御舟の多様さも示してくれる展示でした。
 さすがに大作が少し少ない気もしましたが、初期から晩年までよくぞ集めたなぁ、といった秀作揃いの展覧会でした。
 はるばる平塚まで訪ねた甲斐がありました。
 大満足の展覧会でした。

 そうそう、「山種美術館」の移転後のオープニングを飾るのが速水御舟展とのことですから、一年待てば残りの代表作が見れると言うことですね。じっくり待ちましょう。

 図録買ったので、読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2008-10-27 07:00 | 鑑賞記-展覧会
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