「池口史子展 静寂の次」を見る

d0001004_15182833.jpg 昨日(11月23日)「松濤美術館」で展覧会「池口史子展 静寂の次」を見た。
 池口史子(1943年~)さんの作品は「両洋の眼」展などで何度か拝見したことがあります。でも、まとめて拝見するのは今回がはじめてです。
 大学在学中の初期の作品から最新作まで100点ほどの展示してあり、全貌を知ることができる展示でした。
 最初は初期作品ですが、かなり前衛的な画風からスタートしているのがほほえましいですね。
 徐々に画風を確立し、結局は風景画と人物画そして花とテーマは3つに絞り込まれているようです。

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 そして風景画も人物画もすべて対象は海外の風景と外国人になっています。洋物がお好きのようです。どういったこだわりから、こういう限定となっているんでしょ。
 どこか寂しげで物憂げなテーストはわたしの好みですから、充分楽しみながらその世界に浸ることができました。
 レベルの高い作品がいっぱいでした。
 ただ、見終わった後で、なにか物足りなさが残ったのは事実です。
 なにかきれい事だけに終始している気がするんですね。グッと惹きつけてやまないインパクトがやや不足している感じがします。
 なんといったらいいんでしょう。どこか高級イラストといった感じかもしれませんね。
 まぁ、歳を重ねる毎に凄みを増してくる画家もたくさんいますので、そちらを期待したいですね。
 ちなみに旦那さんは堺屋太一さんだそうです。
 
、図録読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2008-11-24 08:30 | 鑑賞記-展覧会
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