「アンドリュー・ワイエス-創造への道程-」を見る

d0001004_15531328.jpg 昨日(11月23日)「Bunkamuraザ・ミュージアム」で展覧会「アンドリュー・ワイエス-創造への道程-」を見た。
 ワイエス展といえば昨年「青山ユニマット美術館」で開催されたのが、小規模だったのでちょっと残念な思いをしましたね。
 さてさて今回はどうかと訪ねてみました。
 「アメリカの原風景を描くアンドリュー・ワイエス(1917年-)は、アメリカン・リアリズムの代表的画家です。彼は水彩画家としてスタートした画家であり、その一技法であるドライブラッシュをはじめ彼の水彩や素描は、テンペラに劣らない見ごたえがあります。本展は、テンペラやドライブラッシュの作品に至る素描や水彩の作品を関連付けて紹介し、ワイエスの創造のプロセスに焦点を当てます。ワイエスの出身地チャッズ・フォード(ペンシルヴェニア州)を描いた作品と、別荘のあるメイン州を描いた作品の約150点により彼の全体像を紹介するとともに、制作の過程を明らかにする展覧会として開催します」とのことです。
 「Ⅰ.自画像」、「Ⅱ.メイン州」、「Ⅲ.ペンシルヴェニア州」といった区分で展示してありました。
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 まず最初の自画像は2枚のテンペラ画と鉛筆や水彩の習作が展示してあり、結構インパクトがありました。
 ただ段々見て行く内に、展示の中心はほとんどがスケッチや習作だということがわかってきました。
 しかも習作だけで本画は写真なんてもあったりして、期待が大きかっただけに、チョット肩すかしにあった感じです。
 本画といえる作品も「福島県立美術館」など国内収集品がほとんどでしたし、習作も「丸沼芸術の森」のものがかなりの比率をしめてました。
 海外から来たのはワイエス家で所蔵している習作のたぐいぐらいだったのはチョット残念でした。
 でも、そんな文句を言ってみても始まりません。ワイエスの作品がこうやってまとめて拝見できるだけでも感謝。感謝です。
 この静謐な雰囲気と繊細な筆使い、そして淡い色使いの色彩感を眺めているだけで、うっとりしてしまいますね。
 思っていたより、見ている人が多かった気もしますが、鑑賞に支障があるほどではありませんでした。
 何度も行ったり来たしながりしながら、ワイエスの世界を満喫させてもらいました。
 でひぜひ再訪しなくてはなりませんね。
 図録読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2008-11-24 08:52 | 鑑賞記-展覧会
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