「丸紅コレクション展」を見る

d0001004_12123891.jpg 昨日(12月06日)「損保ジャパン東郷青児美術館」で展覧会「丸紅コレクション展」を見た。
 総合商社の丸紅が創業150周年記念ということで、自社所有のコレクションの公開とのことです。副題は「衣裳から絵画へ 美の競演」ということで、ちょっとまとまりのない展示ではありました。 まず最初が着物類の展示です。
 呉服商がルーツということから集められたコレクションのようですが、残念ながら小生の関心外ですので、足早に通り過ぎました。
 でも、結果的にはこのコーナーが一番混雑してました。やっぱり女性の人には一番関心のある分野なんでしょうね。 
 次が衣裳図案下絵のコーナーです。日本画家に依頼した図案の下絵がいろいろ展示してありました。
d0001004_12125484.jpg そしてここからがいよいよ目当ての絵画のコーナーです。
 まず、日本人による洋画及び日本画のコレクションです。梅原龍三郎「桜島」、小磯良平「横向きの裸婦」、加山又造「雪山」、香月泰男「ラス・パルマス」などの傑作が展示されていました。
 次の西洋絵画のコレクションに移ると、こちらもかなりの名品が展示されていました。
 高度成長期の絵画ブームに絵画の輸入販売をおこなっていて、オイルショックで閉鎖する時に売れ残った作品達のようですが、オイルショック直前にはこんな凄い作品達が日本に持ち込まれていたんですね。
 ルノアール「イオカステ」、ヴラマンク「冬景色」、コロー「ヴィル・ダヴレーのあずまや」、キスリング「モミザの花」などなど素晴らしい作品に出会えました。
 でも、なんといっても今回の目玉はボッティチェリ「美しきシモネッタ」"La bella Simonetta"です。
 日本に持ち込まれている唯一の本格的なボッティチェリの作品ようです。
 しかも習作とかいうのではない、まがうことなき傑作に一つです。
 本当に素晴らしいです。
 こんな傑作を出し惜しみするなんでもったいない限りです。
 ぜひとも常設展示をお願いしたいですね。

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by daisenhougen | 2008-12-07 07:11 | 鑑賞記-展覧会
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