「1930年代・東京」を見る

d0001004_14562131.jpg 昨日(01月10日)「東京都庭園美術館」で展覧会「1930年代・東京」を見た。
 この美術館の建物「朝香宮邸」が建設されたのが1933年であるということで、その時代を振り返ろうと行った展示のようです。
 前半部分の1章では当時の東京での作例を絵画や彫刻、工芸、写真、ポスターなどをの展示で、後半の2章では、朝香宮邸建設の過程を図面や写真で紹介ということです。
 建物の中に入ってエントランスには、チラシにも使われている東郷青児「婦人像」がお出迎えです。モダーンな洋装の女性です。
 女性が社会進出をはたしつつある時代を象徴しているんでしょうか。

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 展示コーナーにはいると長谷川利行の「地下鉄ストア」、鈴木信太郎「東京の空(数寄屋橋付近)」、菊池隆志「室内」といったところが主要作でした。
 この辺りでモダーン東京が象徴しているようです。
 写真も何点か展示してあり、なかなか先進的な表現に魅せられました。
 2階に移ると武藤嘉門「ショーウインドウ」というデパートを訪れた着物姿の令嬢を描いたモダーンな日本画がお出迎えです。
 この画家については全く知識がないのですが、すこし調べて見たい気になるぐらい魅力的な作品でした。


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 これらの作品で、関東大震災から復興し、大東亜戦争に突入する前のつかの間の平和でモダンな時代が良く解ります。
 せっかくなんですから、もう少し多くの作品を並べて欲しかったですね。
 企画的には面白いんですから、もうチョット作品の充実とひとひねりが欲しかったですね。

 後半は朝香宮邸建設過程の写真などが中心で、わたしの関心範囲外でした。

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by daisenhougen | 2009-01-11 07:43 | 鑑賞記-展覧会
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