「ツェ・スーメイ」を見る

d0001004_15113450.jpg 昨日(02月28日)「水戸芸術館現代美術センター」で展覧会「ツェ・スーメイ」を見た。
 水戸にはるばる訪ねて来れば、やっぱり「水戸芸術館」を訪ねないわけにはいけませんね。
 今回開催されていたのは、ツェ・スーメイ(Tse Su-Mei、1973年生れ)さんという方の日本初の個展でした。
 わたしにとっては全く持って初めて拝見する未知のアーチストです。
 ルクセンブルグ出身で、イギリス人ピアニストの母と中国人バイオリニストの父の間に生まれ、2003年のベニスビエンナーレで金獅子賞を受賞した経歴のようです。
 さてさて展示の方ですが、会場の最初の展示は東、西、南、北のネオン管をつるした「東西南北」といったものからスタートし、盆栽の根っこを切りつめた「視線の基準」、碁石を写真で写した「名人ー川端康成に捧ぐ」といった作品が並んでました。
 いずれも何か意味ありげではあるのですが、特に共鳴を誘うものとも感じられませんでした。

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 ビデオを流しながら音楽も流す映像作品も「平均律クラヴィーア曲集」、「ヤドリギ楽譜」、「エコー」といった作品がありましたが、こちらの系列の作品もわたしの心に響くことはありませんでした。
 いろんな表現方法を試みているようですが、まだまだ試行錯誤中といった印象でした。
 これぞスーメイといった表現をまだつかみ切れていない様にも思えました。
 わたしにとっては、ちょっとハードルの高い展示でした。
 会場内をひととおりまわる間に、会場係員以外に誰とも出会いませんでした。完全に独り占め状態でした。
 ところで、昨年この美術館を訪れた時に、印刷中ということで入手できなかった「ジュリアン・オピー」展の図録がようやく入手できました(その時の感想はこちら)。
 ちなみに「ツェ・スーメイ」展の図録も印刷中とのことでし。毎回のんびりしてるんですね。

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by daisenhougen | 2009-03-01 07:11 | 鑑賞記-展覧会
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