「土門拳の昭和」を見る

d0001004_4433412.jpg 昨日(03月01日)「日本橋三越」で展覧会「土門拳の昭和」を見た。
 土門拳(1909年-1990年)さんといえば写真家としては超有名な存在ですね。わたしも文庫本での写真集を何冊かを買った記憶があります。酒田にある「土門拳記念館」を訪れたのもだいぶ昔になりました。
 「土門生誕100年を記念して開催される『土門の昭和』は、精選された約250点を一堂に展示、一人の写真家が自分の生きた時代として撮った《昭和》、鋭い目で選び出した《日本の美》を一望することで、土門の全業績をたどります」とのことです。

d0001004_4435087.jpg 会場入ると「室生寺」をカラーで撮影した大判の作品からスタートです。その後には仏像写真が続きます。
 この冒頭のコーナーだけで一気の土門拳ワールドに引きこまれてしまいます。
 土門さんの作品をまとめて拝見するのは久しぶりですが、やっぱりその表現の存在感たるや傑出していますね。
 その後は「戦前・戦中の仕事」、「戦後日本の歩みとともに」、「風貌」、「日本の美」と いった区分でほぼ年代順に展示してあります。
 戦前の大学のアルバム写真といった賃仕事から国威昂揚のための作品といったところから、戦後の底辺に生きる人々を切り取った作品、そして肖像写真の白眉ともいった風貌たちまで多彩な仕事が揃ってました。

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by daisenhougen | 2009-03-02 07:44 | 鑑賞記-展覧会
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