「松岡映丘とその一門」を見る

d0001004_4532892.jpg 昨日(03月01日)「山種美術館」で展覧会「松岡映丘とその一門」を見た。
 松岡映丘さんといってもあんまり画風が思い浮かばない存在でしたが、今回は「松岡映丘とその一門」という題名がなにかいわくありげなので訪れてみました。
 「本年度は、近代日本画の世界において、平安朝以来の「やまと絵」を復興させ発展させた日本画家・松岡映丘(まつおかえいきゅう・1881-1938)の没後70年にあたります。当館ではこの節目の年に、映丘とその門下生たちの画業を振り返る展覧会を開催いたします」とのことです。
 その松岡映丘さんですが、なんと柳田国男の実の弟なんだそうです。ちょっとビックリです。

d0001004_453438.jpg 展示はまずは一門のお弟子さんの作品がズラーッと並んでました。服部有恒、山口蓬春、山本丘人、橋本明治、川本末雄、杉山寧、浦田正夫、高山辰雄、野島青茲といった方々です。
 結構大物揃いですね。
 師匠たちの作品としては橋本雅邦、川端玉章、小堀鞆音、寺崎広業といった方々の作品でした。 なんとなく人脈的なつながりがわかる気もしました。
 さて肝心の松岡映丘さんの作品ですが、こちらの展示はたったの5点でした。せっかく名前を冠にした展示なんですから他から借りてでも作品数を増やして欲しかったですね。 「春光春衣」、「山科の宿ー「おとずれ」」あたりが大和絵画家松岡映丘さんの特徴が良く出た作品といえるんでしょうね。
 若き日の水谷八重子を描いた「千草の丘」も気品のある作品でした。

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by daisenhougen | 2009-03-02 07:51 | 鑑賞記-展覧会
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