「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」を見る

d0001004_11335219.jpg 昨日(01月18日)「Bunkamuraザ・ミュージアム」で展覧会「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」を見た。
 この展覧会は比較的開催期間が長がったのですが(なんせ年始めからやってるんですもんね)、いつでもいけるなんて思っている内に会期終了が近づいてきたので、慌てて訪れました。
 開催期間が長いとつい油断してしまいました。展示期間の長さとはつくづく微妙なもんですね。
 さてこの展示は「ドイツ、デュッセルドルフのノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館は、1986年にオープンし、質の高い20世紀美術の豊富なコレクション、通称“K20”で知られています。その所蔵作品は、パウル・クレーの充実した作品群をはじめ、ピカソ、マティス、シャガール、ブラックといった20世紀初頭のおなじみの巨匠たち、また、マグリットやエルンストといったシュルレアリスムから、ミロなど20世紀前半の美術史を語るには欠かせない画家の作品を網羅しています。今回、この珠玉の作品群が一挙に出品されることとなり、ピカソとクレーの作品をはじめ、20世紀美術界の人気画家の良質の作品により、20世紀前半の流れを展観します」とのことです。
 この美術館の改装工事に合わせて、お宝の引っ越し展示のようです。

d0001004_1134042.jpg 展示は「第1章:表現主義的傾向の展開」、「第2章:キュビスム的傾向の展開」、「第3章:シュルレアリスム的傾向の展開」、「第4章:カンディンスキーとクレーの展開」といった区分でした。
 「20世紀のはじまり」という表題のように表現の多様化か一気に進んだ20世紀初期の美術動向が一望できる展示でした。
 20世紀前半に活躍した総勢25名ほどにのきら星のごとき画家たちの作品が並んでました。
 結構充実したランナップでした。
 あんまり日本での展示がされないマックス・ベックマン、フランツ・マルク、オスカー・シュレンマーなどのドイツ人画家の作品の展示もうれしかったです。
 表題にはピカソとクレーが大々的にうたってますが、クレーは大量に展示してありましたがピカソは6点ですから、ちょっと誇大広告の気もします。
 でもいずれも結構力作揃いではありました。
 クレーは27点ほども展示してありました。
 こちらは量的には大満足でした。表題にうたいたい気持ちもわかります。
 一部は2006年に「宮城県美術館」で見た「パウル・クレー 創造の物語」展で拝見しましたから(その時の感想はこちら)、久々の再見ということになります。
 クレー好きにはじゅうぶん愉しむことができた展示でした。

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by daisenhougen | 2009-03-16 08:00 | 鑑賞記-展覧会
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