「やなぎみわ マイ・グランドマザーズ」を見る

d0001004_1401240.jpg 昨日(03月15日)「東京都写真美術館」で展覧会「やなぎみわ マイ・グランドマザーズ」を見た。
 やなぎみわさんの作品は2005年に「原美術館」の個展(その時の感想はこちら)ではじめて拝見しました。
 この時は未知のアーチストの作品であったためもあり、かなり戸惑いをおぼえました。
 でも、なんとなく惹かれるものを感じたのも事実です。
 その後は、いろんなところで取り上げられ、単品展示が中心でしたが、いろんな機会に目にするようになりました。
 何度も接する内に、やなぎみわワールドがわかるようになってきました。
 そんな中での個展ですから早めに訪れてみました。
 そうそう、やなぎみわさんのは、今年のベネチア・ビエンナーレへ日本代表で出品だそうですから、いまやすっかり日本を代表する大物アーチストの仲間入りしているようですね。

d0001004_1403067.jpg さて今回の展示は「My Grandmothers」シリーズ27点の一挙公開です。
 いままでも何点かは見たことがありますが、まとめて拝見するのはもちろんはじめてです。
 このシリーズはモデルとなる人に50年後の自分の姿を思い浮かべてもらい、それをリアルに再現して写真に撮るといった作品です。
 いつものやなぎみわさんの作品と同じように、写真の中にストーリーが組み込まれています。
 ただ今回は、写真という媒体を真逆に使っているようです。
 そもそも写真は過去を再現する媒体ですが、この作品は未来を再現するといった試みのようです。
 アイデアとしてはやられたといったとこですね。
 もちろん虚構をリアルに写し取る写真技法も冴え渡っていました。
 今回は一緒に文章も添えられていたので、より一層みわさんの意図が理解できる展示となってました。

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by daisenhougen | 2009-03-16 08:13 | 鑑賞記-展覧会
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