「山水に遊ぶ 江戸絵画の風景250年」を見る

d0001004_802066.jpg 昨日(03月27日)「府中市美術館」で展覧会「山水に遊ぶ 江戸絵画の風景250年」を見た。
 こちらの美術館は2007年3月末に「動物絵画の100年 1751-1850」展で訪れて以来です(その時の感想はこちら)。
 まるまる2年ぶりの訪問です。2年前は桜が満開でしたが、今回はチョット早かったのが残念でした。
 今回の展示は江戸絵画の中から風景画を集め、その多様さを示そうとの企画のようです。
 展示は「山水に暮らす」-「自然とともに在る」 「神の国のすがた」、「絵をつくること」-「中世の残像」「実景と絵すがた」、「奇のかたち」、「ロマンティシズムの風景」-「物語る山水」「体感する自然、見霽かす心地」「憧憬」といった区分です。

d0001004_803522.jpg まず最初は与謝蕪村「渓流漁舟図」からスタートです。次に伊藤若冲「石灯籠図屏風」と続くんだからたまりません。
 そして最近すっかりファンとなった狩野山雪さんは「富士三保松原図屏風」が展示されていました。イイタイミングですね。
 更には曾我蕭白は「山水図押絵貼屏風」、「松鶴山水図」の2作品が展示されていたのも嬉しい限りです。↓ 
 そうそう司馬江漢も「西洋風景人物図屏風」ほか多くの作品が展示されていました。常設展示でも小特集で展示されていましたから、わたし的には司馬江漢の作品をこんなにまとめて見るのは初めてでした。
 もちろんこのほかにも多くの江戸絵画が展示されていました。わたしの知っている有名どころから、はじめて名前を聞くような人の作品もあり、多様な江戸期の風景画が堪能できました。
 そして最後を飾るのが伊藤若冲「石峰寺図」です。
 初めて拝見しますが、まさしく奇想の画家の名に恥じない斬新な作品にすっかり魅せられてしまいました。
 ほとんど独占状態で拝見できました。こんなすばらしい展示なんですから、是非とも多くの人に訪れて欲しいですね。
 展示替えが4月14日からですので、是非ともそちらも訪れたいですね(でも、その時は桜は終わっていそうですね)。

[PR]
by daisenhougen | 2009-03-28 07:59 | 鑑賞記-展覧会
<< 「東本願寺の至宝展」を見る 一眼レフ交換レンズ「EF-S6... >>