「尼門跡寺院の世界」を見る

d0001004_15282472.jpg 昨日(04月14日)「東京藝術大学大学美術館」で展覧会「尼門跡寺院の世界」を見た。
 今年はお寺関連のお宝公開ラッシュが続いていますが、こちらは同じお寺でもかなりディープなお寺がテーマです。
 副題に「皇女たちの信仰と御所文化」とあるように、「日本の古都、京都・奈良には今でも13ヶ寺の尼門跡が残っています。 尼門跡とは皇族・公家など、高貴な女性の入寺によって営まれてきた独特な品格を 持つ寺院で、わが国が世界に誇れる文化遺産です。 これら尼門跡の開山・中興の尼僧たちの生活と信仰に焦点を当てながら、そこで培われ、 伝えられてきた伝統文化を紹介します」とのことです。
 一応その尼門跡寺院の名前だけでもを写しておきます。
 大聖寺、宝鏡寺、曇華院、光照院、円照寺、林丘寺、霊鑑寺、中宮寺、法華寺、三時知恩寺、 慈受院、宝慈院、本光院。

d0001004_15283763.jpg さて展示の方ですが、地下の会場に入ると、法華寺の小さな仏像たちが組で展示されていました。いかにも女性のお寺らしい仏様たちですね。
 更には光照院の「御誕生人形」といった、こちらも女性の寺といったおもむきのお宝が続いていました。
 肖像画や書などもたくさん展示してありましたが、血液で書いた「血書般若心経」なんてのにはビックリでした。
 霊鑑寺の上段の間がディジタル複製で再現されていました。われわれ素人には書いてなければ全く区別できません。
 女性の寺らしく、源氏物語関連は充実していました。大聖寺の「源氏物語図屏風」といった大物から、カルタ、双六、貝桶・合貝までなんでもありでした。
 わたしには十分理解できたとはいえませんが、仏教文化のもう一つの側面に光を当てた貴重な展示だったと思います。

[PR]
by daisenhougen | 2009-04-15 07:27 | 鑑賞記-展覧会
<< 「芸大コレクション展 春の名品... 「国宝 阿修羅展」を見る >>