秦野るり子「バチカン」を読む

d0001004_11122632.jpg 秦野るり子「バチカン」を読んだ。
 副題が「ミステリアスな「神に仕える国」」ということで、世界最小の独立国で宗教自体が国家であるといった奇妙な存在を分かり易く解説してくれてます。
 バチカンが舞台の映画「天使と悪魔」の公開にあわせての便乗本です。
 でも、便乗本といっても結構充実していました。
 キリスト教の歴史をザックリと概説してくれていますし、バチカン市国成立のいきさつもキッチリ記述してあります。
 まさにバチカンについての知識を手軽に仕込むにはピッタリでした。
 ミステリーの舞台にするには最適なのが納得できました。
 はたして「天使と悪魔」見ることができるんでしょうか。

 著者の秦野るり子(年齢不詳)さんは読売新聞記者。
 目次:はじめに、第一章ローマ教皇の成立、第二章「神の代理人」へ、第三章バチカンのしくみ、第四章バチカン帝国の特権の闇、あとがき、主な参考文献、歴代教皇一覧。
 中央公論新社(中公新書ラクレ)、2009年5月10日発行、798円、新書版、222頁。

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by daisenhougen | 2009-05-12 11:11 | 読書-詩歌小説評論他
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