「図録 やなぎみわ マイ・グランドマザーズ」を読む

d0001004_1405318.jpg 「図録 やなぎみわ マイ・グランドマザーズ」を読んだ。
 こちらの展覧会も見てからだいぶ時間がたってしまいましたね(展覧会の感想はこちら)。
 忘れてしまう前に図録を眺めてみました。
 最初にやなぎみわさん自身による言葉が書いてありました。
 写しておきます。
 「新たな祖母たち、久闊の祖母たちが一同に会したこの時を、祝福したい。グランドマザーズは、若い日の急勾配の苦しい山越えで見えた一瞬の晴れ渡る稜線、仙境のごとき雲海のようなもので、刻一刻と移り変われど、その時にしか現れない祖母の姿がここにある。半世紀を生き延びて、幾山河を越えた頃、本物の老女となってまた再び出会えることを祈ります。」
 PART1は「My Grandmothers」が完全収録されています。
 文章もじっくり読んで、展覧会を思いかえすことができました。
 丹羽晴美「マイ・グランドマザーズ-共鳴する記憶」、デイヴィット・エリオット「女性の四年期」と2つの論文が収録されていました。
 PART2は「Works1994-2009」ということで「マイ・グランドマザーズ」シリーズ以外のやなぎみわ作品のダイジェストです。
 こちらは、わたし的にはめっけ物の部分でした。
 この図録1冊でやなぎみわさんの全体像を見返すことができました。
 PART3は植松由佳「やなぎみわ、まなざしの先にあるもの」、シリーズ解説、展覧会歴、作品リスト、主要参考文献といった具合に至れり尽くせりでした。。

 発行:淡交社、2009年03月24日初版、2,600円、B5判変型 144頁

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by daisenhougen | 2009-05-28 06:59 | 読書-展覧会図録
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