カテゴリ:鑑賞記-展覧会( 646 )

「出光コレクションによる ルオー展」を見る

d0001004_1149591.jpg 昨日(4月24日)「東京都現代美術館」で「出光コレクションによる ルオー展」を見た。
 出光美術館のルオー・コレクションの中から約200点の作品を展示。まとめて展示される油彩連作「受難」、版画連作「ミセレーレ」等々。
 ルオーは好きな画家でできるだけ見る機会を作ってきたつもりだ。出光美術館や松下電工 汐留ミュージアムなどでも見てきたが、これほどの作品群を一堂に見ることができたのは初めてでした。
 日曜日なのに観客はまばらで、ゆったりと人を気にせず見ることができ、豊かな時間を過ごすことができました。
 ただ逆から言えば何故こんな素晴らしい展覧会に客が入らないんでしょうか。どうせジブリの展覧会とかち合えばごった返すのでしょうが。ルオーでは客を呼べないなんて、何てレベルの低い人たちなのでしょう。
 そんなことはどうでもいいことで、小生は今回の展示で改めてルオーのすばらしさに感激しました。それで満足、満足。できればもう一回展示変えの後に来てみたいです。「図録」も買ったのでゆっくり読んでから、後日ルオーに関する感想をもう少しアップします。

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by daisenhougen | 2005-04-25 11:55 | 鑑賞記-展覧会

「ベルギー象徴派展」を見る

d0001004_9465644.jpg 昨日(4月24日)「Bunkamuraザ・ミュージアム」で「ベルギー象徴派展」を見た。
 19世紀末から20世紀初頭にかけて、展開を見せたベルギー象徴派に焦点を当て全貌を紹介したもの。出展作品は、フェルナン・クノップフや、フェリシアン・ロップス、ジャン・デルヴィルなど全20作家による油彩、素描、彫刻などの作品約100点。
 ベルギー象徴派なるものの存在もしらなかったし、そもそもベルギーの画家について知っている人はいない。もちろん今日展示されている画家もすべて初めて見る画家たちであり全く予備知識もなく見る。
 だが残念ながら小生には惹かれる作品にはめぐりあえなかった。やはりマイナーな感じは否めない作品群といった感じ。

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by daisenhougen | 2005-04-25 09:48 | 鑑賞記-展覧会

「木村家伝来 良寛墨宝展」見る

d0001004_4252272.gif 昨日(4月23日)新橋の「東京美術倶楽部」で展覧会「木村家伝来 良寛墨宝展」を見た。
 良寛終焉の地である木村家所蔵の全ての遺墨109点を展示公開とのこと。めったに見ることのできない展示と期待して出かける。
 会場は土曜日ということもあってか入場制限をされるぐらい混んでいて、ゆっくり見ることできず。他の見ている人の肩越しにざーと見るだけで断念。
 でも良寛の書でほんとうにいいですね。小生もようやくそのすばらしさがわかりかけてきた気がしている昨今です。
 インターネットで無料招待券をダウンロードして見ることができたのに、結局は19,000円も散在して「木村家伝来 良寛墨宝」なる本を買ってしまう。そのうちゆっくり眺めて、今日細部まで見ることができなかった分を補おう。

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by daisenhougen | 2005-04-24 04:55 | 鑑賞記-展覧会

「小泉淳作展──天地悠悠」見る

d0001004_6305091.jpg 今日(4月9日)、「日本橋タカシマヤ美術画廊」で「小泉淳作展──天地悠悠」見る。
 小泉淳作の展覧会は昨年1月に鎌倉芸術館に見に行って以来。その時、装飾性のみで精神性を喪失している日本画家の中にもまだこんな画家が残っていたのかと感心したことを覚えている。
 今回も何点かの新作を含む小泉ワールドを堪能する事ができた。精緻で工芸品のような表現は日本画の現在の水準を十分にふまえている。しかしながら彼の場合、それを超えた表現に対する何か精神性といったものを感じさせるところがすばらしい。黒を基調とした色彩表現の中に込められた表現の力に感動した。
 デパートの美術画廊の展覧会ということからか会場はガラガラ。なんでこんなすばらしい展覧会見に来る人がいないんだろう。
 肉筆でなければけっこう手軽な価格(もちろん小生には十分高額だが)で入手できるのがわかったのも収穫。ほしいけれど、小生の単身赴任の部屋には不相応かも。

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by daisenhougen | 2005-04-09 23:57 | 鑑賞記-展覧会

「横山大観展」を見る

d0001004_2192524.jpg 昨日(3月27日)「三越日本橋店」で展覧会「横山大観展」を見る。
 足立美術館開館35周年記念の展覧会とのことで。足立美術館の大観コレクションの中から50余点を展示している。初期から、海・山十題のうち《曙色》《海潮四題・夏》《乾坤輝く》《龍躍る》、最晩年の《風蕭々兮易水寒》等々。ほぼ全体像が見渡せる展覧会となっている。去年の「「海・山十題」展」以来のまとまった展示を見ることができた。 さすがに大観の人気はたいしたもので、見学者でごったがえしている。良くも悪くも近代日本画のスタンダードというべきか。比較するのは気の毒だが、前日の福井爽人とは全くレベルが違う。技法的には追いついているのかもしれないが、線の力も迫力もまったく比べようがない。比べるのかわいそうか。
 いつも思うのだが分野は違うが近代短歌の斎藤茂吉を連想してしまう。両人とも戦争をはさんでそれぞれの分野で最高の作品を残し続けた巨匠だと思う。
 ただ戦争賛歌の短歌はたとえ茂吉でも読むに耐えないのに、間接的とは言え戦争賛歌の大観の絵画が今も人を感動させるのは何故なのだろう。

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by daisenhougen | 2005-03-28 21:13 | 鑑賞記-展覧会

「そごう美術館」で「福井爽人展」見る

d0001004_8203892.jpg 昨日(3月26日)そごう横浜店の「そごう美術館」へ行き「福井爽人展」見てくる。
 「院展」系の日本画家の45年の画業を作者自選の90点で回顧する展覧会。
 技巧的には優れているんだろうが、これは芸術ではない。高級イラストといったらいいんだろうか。最近の「院展」系の画家の大半と同じ。最初期の「自画像」が一番すばらしい。力強い線と色彩。なぜ、この魂の叫びが消えてしまい、高級イラストしか描けなくなったんだろう。

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by daisenhougen | 2005-03-27 08:18 | 鑑賞記-展覧会