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2006年6月鑑賞記録

 6月の月間鑑賞記録です。
 6月に出かけて見てきた(聴いてきた)コンサート、伝統芸能、展覧会、映画等をまとめてあります。
 評価基準はいつもと同じで、◎は「最高」、○は「良かった」、△は「まあまあ良かった」、×は「ちょっとねえ」です。あくまでも小生の主観で非常に甘い評点です。それぞれのコメントはブログの該当投稿を参照してください(再訪、連続展示の評価印は略)。
 まず、コンサートは1回のみでした。先月に続き低迷中です。でも、ボローニャ歌劇場来日公演を聴けただけでも良しとしましょう。
 展覧会は4回。たった4つしか訪れることができませんでした。でもこちらも待望のジャコメッティ展を見ただけでも満足すべきかもしれません。もちろんプラド美術館展の再訪できたのも良かったです。又東京国立博物館は常設展は良かったですね。
 伝統芸能、映画、その他ともに今月はなしです。
 それでは一覧です(1ヶ月でこれだけならば、一覧の意味無いですがね)。

 コンサート
◎ボローニャ歌劇場日本公演/連隊の娘(Bunkamuraオーチャドホール)

 伝統芸能
 なし

 展覧会
◎「アルベルト・ジャコメッティ展」(神奈川県立美術館 葉山)
 「花鳥―愛でる心、彩る技<若冲を中心に>第3期」(三の丸収蔵館)
△「平成17年度新収品」および「常設展」(東京国立博物館)
 「「プラド美術館展」「東京都美術館」

 映画
 なし

 その他
 なし

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by daisenhougen | 2006-06-30 06:20 | 鑑賞記録(まとめ)

島尾新「雪舟(新潮日本美術文庫1)」を読む

 島尾新「雪舟(新潮日本美術文庫1)」(新潮社)を読んだ。
 新潮日本美術文庫の一巻目です。やっぱり日本絵画は雪舟からスタートなんでしょうね。不勉強な小生には雪舟(1420-1502?)について、たぶん初めて読む本です。
 作品解説では32作品を解説しています。確定された真作が極めて少ない雪舟だけあって、拙宗筆の作品(著者は同一人物と見ていますね)や伝雪舟の作品や弟子たちの作品も含んで解説してあります。
 まず、冒頭で雪舟の山水画を中国に渡る前、中国滞在中、そして帰国後の3点の作品を比べて論じています。これで一気に雪舟の世界に誘ってくれています。そのままの勢いで最後まで読んでしまいますね。
 次に雪舟の伝記は「飛躍への旅 雪舟の中国行―雪舟の人と作品」というように中国訪問にスポットをあてて書いています。著者はあくまこの点にこだわっていますね。
 雪舟についての基礎的な知識は巻末の「年表=雪舟とその時代」で簡単に触れているだけで終わっています。このページ数では仕方ありませんね。
 島尾新(1953-)さんの作品解説や伝記は雪舟の魅力をいきいきと伝えてくれます。図版の小さいのを差し引いても、雪舟の魅力を伝えるすばらしい本だと思います。著者は多摩美大の教授のようです。

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by daisenhougen | 2006-06-29 07:18 | 読書-詩歌小説評論他

「プラド美術館展」を見る(再訪)

d0001004_14144432.jpgd0001004_14145912.jpg 昨日(6月27日)「東京都美術館」で「プラド美術館展」を見た。やっと念願の再訪です。一度目が開会初日の3月25日ですから3ヶ月ぶりですね。会期が7月2日までですから何とか間に合いました。
 平日ですし、開館と同時の早朝の入館なのでゆっくり拝見できました。
 やっぱり2度目となると新たな発見がありますね。図録の解説も読んでいたので、見逃していた作品にも目が行きました。52名の画家による81点の作品群を堪能しました。甘美な時間をすごすことができましたね。
 全部を見て回ってから、再び最初のエル・グレコのコーナーで「十字架を抱くキリスト」「若い貴紳」フリアン・ロメロと守護聖人」「聖ベルナルドゥスを抱擁するキリスト」の4作品を見てから終わりにしました。おそらく、スペインを訪ねて「プラド美術館」を訪れない限り二度と拝見できないで作品群でしょうから、目に焼き付けるように、じっくり拝見しました。
 画像として、この展覧会の目玉である、エル・グレコ「十字架を抱くキリスト」とティツィアーノの「アモールと音楽にくつろぐヴィーナス」を載せておきます。

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by daisenhougen | 2006-06-28 06:13 | 鑑賞記-展覧会

井上宏生「神さまと神社」を読む

 井上宏生「神さまと神社―日本人なら知っておきたい八百万の世界」(祥伝社新書)を読んだ。
 著者の井上宏生さん(1949-)は皇学館大学を中退のノンフィクション作家とのことです。 目次を写しておきます。日本人と神さま、暮らしのなかの日本の神々、八百万の神々の系譜、伊勢神宮と皇室とお伊勢参り、知っておきたい神々と神社、日本を代表する神社とその神々。
 神社にかんする基礎知識を雑学も含めて紹介する本ですね。一種のハウツー本でしょうか。
 たとえば神宮と神社の違い。神宮と名のつく神社は二十四あるが、神宮は正式にいえば伊勢神宮を指すが、平安時代には鹿島神宮と千葉の香取神宮も神宮と呼ばれていた。それ以外は明治以降の政府の政策により増えたなんて蘊蓄おもしろいですね。
 そのほかにも神主の資格は上から浄階、明階、正階、権正階、直階であるとか、神主資格を得るには國學院大學または伊勢の皇學館大学で神職の養成過程に通うことなど雑学知識が満載です。
 ただ、広範囲に話題を広げているので、表面的な説明に終わっていたり、詰め込むあまり、要約がうまくできていなかったり、といった欠点が結構目につきました。
 もう少し、範囲を絞って、著者の思い入れの部分を前面に出した方がよかったかも知れませんね。
 ハウツー本にそこまで求めるのは酷かもしれませんが・・・・。

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by daisenhougen | 2006-06-27 06:10 | 読書-詩歌小説評論他

西岡文彦「モナ・リザの罠」を読む

 西岡文彦「モナ・リザの罠」(講談社現代新書)を読んだ。
 著者の西岡文彦さん(1952-)は版画家で多摩美術大学助教授とのことです。目次を写しておきます。第1章 モデルは、なぜ謎になったのか、第2章 美術批評は、なぜ意味不明になったのか、第3章 謎の風景を探検する―風景画の歴史、第4章 神秘の微笑を解剖する―人物画の歴史。
 「ダ・ヴィンチ・コード」の公開にあわせた便乗出版の一種ですね。でも、内容は抜群に面白かったです。モナ・リザに関する蘊蓄を美術史をふまえて、わかりやすく、多方面にわたたって論じていますね。
 そしてなんといっても、モナ・リザの魅力を十分に語っているのは共感がもてます。
 ただ、モナ・リザを見る特には先入観なしに見なさいと言われても、これだけ魅力的な蘊蓄聞かされては、チョット無理ですね。先入観のかたまりになってしまってます。小生にも冒頭に紹介のあったようにモナ・リザが怪奇作品に見えてきましたよ。
 メモ魔のダ・ヴィンチがモナ・リザに関しては、まったく残していないといった指摘も興味深いですね。これだけでもミステリー小説が書けそうですね。
 また、「ダ・ヴィンチ・コード」についてもダ・ヴィンチは英語を理解していたんでしょうかといった、強烈な皮肉を発しているのも、単なる便乗出版じゃないといった気概でしょうかね。そういった意味で池上英洋さんの「ダ・ヴィンチの遺言」と同じようにレベルの高い著作でした。ますます、ダ・ヴィンチに対する興味が増してきました。

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by daisenhougen | 2006-06-26 07:50 | 読書-詩歌小説評論他

「平成17年度新収品」「国宝 普賢菩薩像」「国宝 鷹見泉石像」を見る

d0001004_745142.jpgd0001004_7453377.jpgd0001004_7454511.jpg 昨日(6月24日)「東京国立博物館」で「特集陳列 平成17年度新収品」及び常設展示を見た。
 中国出張からの戻りの時間が早かったので上野に立ち寄りました。でも、目的の「東京芸術大学美術館」が混んでいたので(30分待ちだそうです)、こちらを拝見しました。
 まず、「特集陳列 平成17年度新収品」ですが、表題通りに平成17年度に新たに東京国立博物館の収蔵品となった作品のお披露目です。やっぱり目玉は重要文化財指定の浦上玉堂「山中結廬図」でしょうかね。その他にも「長恨歌図屏風」、狩野常信「松下寿老・雪中竹梅図」から陶器や装身具のたぐいまで幅広いジャンルからの収蔵ですね。生意気ながら、どの作品も、ちょっと小粒かなといった感想ですね。
 次に常設展示ですが、時間的にもう一つの展覧会を見る余裕がなかったこともあり、閉館までじっくり見て回りました。
 そして、いつもながらの充実した展示にあらためて感激しました。これだけレベルの高い作品群がいつでも見ることができるのはすばらしいことですね。もちろん展示替えがあるので、一作品の展示期間は極めて短いですがね・・・。
 それらのレベルの高い作品群の中でも、今回の目玉は「普賢菩薩像」と渡辺崋山「鷹見泉石像」ですね。いずれも国宝指定の至宝ですからね。先日読んだ「日本絵画名作101選」にも含まれていましたし、見逃すわけにはいけません。
 そんなに混んでいませんので、行ったり来たりしながら十分堪能できました。「普賢菩薩像」の高貴な表情と「鷹見泉石像」の凛とした表現。どちらもすばらしいですね。  常設展示はもちろんこの2作品だけでははありません。狩野常信「龍・鳳凰・麒麟図」、英一蝶「花鳥図」、 曽我蕭白筆「山水図」、酒井抱一「宇治蛍狩図」、池大雅「竹図」、 良寛「一行書」など、きら星のごとくでの展示でした。

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by daisenhougen | 2006-06-25 07:44 | 鑑賞記-展覧会

佐藤康宏「もっと知りたい伊藤若冲」を読む

 佐藤康宏「もっと知りたい伊藤若冲」(東京美術)を読んだ。
 目次は次の通り。序章「市場を逃れて自然を描く―商人から画家へ、第1章「最初から個性的―初期作品)」、第2章「東アジア花鳥画史のモニュメント―動植綵絵」、第3章「単色デザインの斬新さ―水墨画と版画)」、第4章「最後まで衰えない画力―物好きの晩年」、総論「伊藤若冲と江戸中期絵画の豊穣」。
 著者の佐藤康宏(1955-)さんは日本美術史専攻の東京大学の教授のようです。専門は室町末期から江戸時代の絵画とのことです。
 小林忠「伊藤若冲」(新潮日本美術文庫10)に続けての若冲さんの入門書です。そして、入門書としては、として非常に良くできた本だと思いました。主要な作品を年代順に配列してあり図版の色・サイズも許容範囲であり、作品解説も的確であり、画家の生涯や関連人物とのかかわりも的確に描写されています。
 そして何より、著者の若冲に対する惚れ込みが伝わってきます。単なる入門書を超えていますね。この本を読んで、ますます若冲を詳しく知りたくなりました。実物にももっともっと触れてみたいですね。

 この本は「ABCアート・ビギナーズ・コレクション」のシリーズとのことです。昨年から刊行されはじめたようです。こちらのシリーズも入門には適してるようです。全巻読んでみたいと思います。

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by daisenhougen | 2006-06-20 07:19 | 読書-詩歌小説評論他

パソコンの再セットアップ

 パソコンの再セットアップをした。
 今年の1月に買って以来順調に動作していたパソコン(東芝ダイナブックdynabook AX/730LS)が急にUSBが読め込めなくなってしまいました。USBフラッシュメモリーに保存していたデータは読み込めなくなるし、プリンターでの印刷もできなくなってしまいました。
 1週間いろいろやってしました。ブログの更新もできませんでした。
 結局、埒があかなかったので、意を決して、フォーマットしてシステムの再インスツールしました。
 でも、パソコンを元のように使えるようにする作業量の多さは呆れてしまいますね。ちょっと書き出してみます。
 データのバックアップ
 必要項目の調査、準備(マニュアル等の準備、シリアルナンバーの確認等々)
 フォーマット
 OS及び標準アプリケーションの再セットアップ
 インターネット接続及び設定
 ウイルスソフト(ウイルスバスター2006)のインスツール
 MS Officeのインスツール
 メール設定
 一太郎2006(ATOK)のインスツール
 プリンタドライバーのダウンロード・インスツール
 スキャナードライバーのダウンロード・インスツール
 携帯電話データリンクソフトのインスツール
 エディターのダウンロード・インスツール
 RSSリーダーのダウンロード・インスツール
 バックアップデータの書き戻し
 その他各種フリーソフトのダウンロード・インスツール
 もろもろの作業

 この無駄な作業に日曜日のほとんどを費やしてしまいました(やれやれ)。でも結局、原因はbiosをバージョンアップしていなかったためでした。よって、再インスツールは意味のない作業でした(自業自得ですね)。サポートのホームページはキチンと見ておきましょうね(でも、半年もしてから急におかしくなるなんて事もあるんですね)。

 おかげで作業中に「Cynthia Premium」のCDを1枚目から12枚目「人恋しくて」まで聴いてしまいました(こちらはラッキーでしたね)。

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by daisenhougen | 2006-06-19 07:13 | その他

「Cynthia Premium」/南沙織を買う

d0001004_1641627.jpg 「Cynthia Premium」シンシア・プレミアムを買った。amazonに予約していたのがようやく届きました。本当は14日に配達されたのですが、不在であったため、やっと今日入手です。
 「南沙織 歌手デビュー35周年記念商品」とのことです。さすがににCDアルバム21枚、DVD1枚、ブックレット1冊ですから、物量もたいそうなもんですね(金額もたいそうでしたしね)。オレンジ色の紙ケース入りです(ちょっと高級に見えますね)。
 まずは、期待のDVD。1971年から1977年までと1991年の全紅白歌合戦出場シーンでした。感動ものです。でも、欲を言えば(ファンは欲張りなもんです)、もっともっと多くの映像を収録してほしかったですね。
 次はブックレットです。アルバム毎の解説とシンシア(南沙織)の文章が収録されていました。懐かしく読ましてもらいました。当時のアルバム作成はかなりいい加減だったようですね。
 最後にCDですが。なんせ21枚の全オリジナルCDの復刻です。紙製のジャケットと一部写真集までついていました。一応、全タイトルを写しておきます。早く全部聴き終えたいですね。
 01.17才 (1971/10/1)
 02.潮風のメロディ (1971/12/5)
 03.純潔/ともだち (1972/6/21)
 04.哀愁のページ (1972/9/21)
 05.早春のハーモニー (1972/12/21)
 06.傷つく世代 (1973/5/21)
 07.20才まえ (1973/9/21)
 08.ひとかけらの純情 (1974/2/21)
 09.夏の感情 (1974/7/21)
 10.20才 (1974/12/10)
 11.シンシア・ストリート(1975/6/21)
 12.人恋しくて (1975/12/5)
 13.素顔のままで (1976/4/21)
 14.哀しい妖精 (1976/9/21)
 15.ジャニスへの手紙 (1976/12/21)
 16.午後のシンシア (1977/4/1)
 17.Hello ! Cynthia (1977/8/21)
 18.I've been mellow (1978/6/1)
 19.Simplicity (1978/10/1)
 20.MATURITY (1992/6/21)
 21.Art Of Loving (1993/10/1)

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by daisenhougen | 2006-06-18 06:03 | CD・DVD・ビデオ

「日経会社情報2006年Ⅲ夏号」を買う

 「日経会社情報2006年Ⅲ夏号」(日本経済新聞社)を買った。
 内容はいつもの通りです。ざーっと関心のある会社のデータに目を通してみました。総じて絶好調の業績ですね。
 だんだん4半期単位での情報が中心になってきていますね。この体裁でのデータ量ではなかなか全貌が現しきれなくなっているのかもしれませんね。でも、日曜投資家にはあんまり大部のデータでも扱いきれませんし、悩んでしまうところですね。ミドルスパンで相場を見るには工夫が必要なのかもしれませんね。

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by daisenhougen | 2006-06-17 06:47 | 雑誌など