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2007年08月鑑賞記録

 2007年08月の月間鑑賞記録です。
 8月に出かけて見てきた(聴いてきた)展覧会、映画、コンサート等をまとめてあります。
 展覧会は12の展示を見ることができました。内2つは二度目の訪問ですから、新しいのは10個の展示ですね。
 今月はなんといっても「自画像の証言」展です。企画が素晴らしいですね。それに入場料無料です。ぜひ再訪したいです。
 山口さんの個展の愉しかったですし、線の迷宮展の鉛筆表現はビックリしました。広重の展示も良かったですね。
 その他では「兵庫県立美術館」で「斉唱」を拝見したのも良かったです。
 映画は今月は2本しか見ることができませんでした。
 コンサート、この他ともになしです。
 評価基準はいつもと同じで、◎は「最高」、◇は「良かった」、△は「まあまあ良かった」、×は「ちょっとねえ」です。再訪は評価マークはつけません。あくまでも小生の主観で非常に甘い評点です。それぞれのコメントはブログの該当投稿を参照してください。
 それでは一覧です。

 展覧会
-「金刀比羅宮 書院の美」(再訪)(東京芸術大学美術館)
-「歌川広重《名所江戸百景》のすべて」(再訪)(東京藝術大学美術館)
◎「自画像の証言」展(東京藝術大学美術館)
△「日展100年」(国立新美術館)
△「川村記念美術館所蔵 巨匠と出会う名画展」(兵庫県立美術館)
△「京都五山 禅の文化」展(東京国立博物館)
◇「山口晃展 こんどは武者絵だ!」(練馬区立美術館)
◇「線の迷宮<ラビリンスⅡ―鉛筆と黒鉛の旋律」(目黒区美術館)
△「ルドンの黒」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
△「黒田清輝展」(平塚市美術館)
△「斉藤典彦―きもちよくながれる―」展(平塚市美術館)
◇「広重が描いた日本の風景」展(神奈川県立歴史博物館)

 映画
△「街のあかり」(ユーロスペース)
△「天然コケッコー」(109シネマズ)

 コンサート
 なし

 その他
 なし

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by daisenhougen | 2007-08-31 07:26 | 鑑賞記録(まとめ)

パソコンを買う dynabook TX/65D

d0001004_12511872.jpg 一昨日(8月28日)「ヨドバシカメラ川崎店」でパソコンを買った。東芝のダイナブックdynabook TX/65Dです。いわゆる2007年秋冬モデルで、発売されたばかりですね。
 今まで使っていたのが2006年1月に買ったdynabook AX/730LSですが、たった1年半で交替となってしまいました。OSがvistaに代わりOFFICEもバージョンアップして半年すぎたので、そろそろ乗り換え時期ですね。
 東芝製の15.4型の液晶付きのノートパソコンですから当たり前なんでしょうが、外観はほとんど変わりません。
 今までの機種からの変更点としては、CPUがCelelon MからCore2Duoに変わったこと、そしてハードディスクの容量が120GBに増加したこと、SDカードなどが直接読み込めるカードスロットが新たに搭載されたことぐらいですね。
 価格は164,800円にメモリーを2Gに増設で12,768円で177,568円とちょっと予算オーバーでした(一応15万以内が目標でした)。まあ、ポイントが18,780円分付いてますし、発売されたばかりですから、こんなもんでしょうね。
 さっそくセットアップしてみました。
 その前にメモリーの増設。こっちは極めて簡単ですね。でも、取り外したメモリーはなんの役にも立たなくなるんですね。もったいない話です。実用上2GBでなければならないんだったら、最初から2GB装着して売るべきで、1GB分のメモリーを捨てさせるなんてひどい商法ですね。
 例によって、延々とソフトのインスツールです。メディアの交換がいらなくはなりましたが、不便なことに変わりありません。何で電源入れたら、使えるようにできないんでしょうね。
 ネットの設定やメールの設定・データ移動は、付属の「PC引っ越しナビ」で簡単に終わりました。こちらは結構便利でした。
 ということで、1時間程度で動く環境にはなりました。
 でもその後で、プリンターの設定やら、使い慣れたソフトのインスツールで結構時間かかりました。よってまだまだ、機能はまだ使いこなしていません。
 とりあえず良くなった点を一つだけ。
 新しいフォント「メイリオ」が非常に読みやすいです。自分で設定を変えなければいけませんが、今までよりもかなり読みやすくなります。これだけでも、変えた価値ありますね。

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by daisenhougen | 2007-08-30 06:50 | 買い物

映画「天然コケッコー」を見る

d0001004_11463346.jpg 昨日(08月28日)「109シネマズ」で映画「天然コケッコー」を見た。
 監督:山下敦弘、原作:くらもちふさこ、出演:夏帆、岡田将生、夏川結衣、佐藤浩市、柳英里沙。
 日本海側の6人しかいない分校とその田舎の日常を淡々と描いた映画です。
 ストーリーの中心は中学2年生の女生徒と東京からの転校生との初恋、東京への修学旅行そして高校受験といったところです。
 わたしにとっては遙か昔となった思春期の甘酸っぱい世界ですね。田舎のゆっくりとした日常生活と石見の綺麗な自然が素敵な映画でした。

d0001004_11473436.jpg そしてなんといっても主人公の夏帆ちゃん。かわいいですね。まさに子供から大人に変わっていく年頃のキラキラした美しさ(可愛さ)がほんとうに良くでていました。一気にファンになってしまいました。
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by daisenhougen | 2007-08-29 07:46 | 鑑賞記-映画

「広重が描いた日本の風景」展を見る

d0001004_1145632.jpg 昨日(08月28日)「神奈川県立歴史博物館」で展覧会「広重が描いた日本の風景」展を見た。
 桜木町を下車して横浜美術館にはしばしば訪れているのに、反対方向のこちらははじめて訪れました。
 さて、展示は2008年が歌川広重没後150年ということで、この記念の展示とのことです。そして会期もだいぶ経っていて、後期展示となっていました。
 前期と後期は全面展示替えということで、前期に展示してあった「東海道五拾三次(保永堂版)」は見ることができませんでした。
 後期の展示のメインは「六十余州名所図会」です。晩年の作品で先日拝見した「江戸名所百景」に先立つ先品とのことです。65点を揃いで拝見できました。すばらしいですね。大胆な構図の作品はそんなに多くありませんが、円熟期の完成度の高い作品が揃っていますね。
 その他には「本朝名所」の一部や地方の刷り元の依頼による「伊香保八景」、「奥州相馬妙見祭」といった珍品も興味深かったですね。

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by daisenhougen | 2007-08-29 06:47 | 鑑賞記-展覧会

「斉藤典彦―きもちよくながれる―」展を見る

d0001004_11431059.jpg 昨日(08月28日)「平塚市美術館」で展覧会「斉藤典彦―きもちよくながれる―」展を見た。
 斉藤典彦(1957年-)さんははじめて拝見するかたです。創画展で活躍している日本画家とのことです。
 日本画家といっても、芸大卒の同年代の千住博などとは大違いで、かなり革新的な試みをしているようです。岩絵の具を使っているから日本画なんでしょうが、普通イメージする日本画とは対極にあるような作品です。
 初期には具象表現でしたが、だんだん変化してきて、近年の作品はほのかに具体的なイメージは残している作品もあるにせよ、大半は抽象画ですね。
 30点ほどの作品が展示してありましたが、いずれも大作ともいうべき作品でした。大きな画面の上に岩絵の具による色彩の抽象的な饗宴といったところでしょうか。
 わたしの力ではまだまだ十分に理解できたとはいえませんが、日本画がどんどん領域を広げていく試みは大賛成です。

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by daisenhougen | 2007-08-29 06:42 | 鑑賞記-展覧会

「黒田清輝展」を見る

d0001004_11414566.jpg 昨日(08月28日)「平塚市美術館」で展覧会「黒田清輝展」を見た。
 日本近代の洋画家といえば黒田清輝(1866-1924)さんは外せませんね。いろんな機会に拝見しています。近年では「パリへ―洋画家たち百年の夢~黒田清輝、藤島武二、藤田嗣治から現代まで~」ですこしまとめて拝見しました。
 でも、本格的な個展を拝見するのは初めてです。
 今回は「東京文化財研究所」の所蔵作品を中心とした展示で、油彩画が80点に素描やいろんな関連資料まで展示してありました。
 年代順に並べてあり、若書きから晩年の作品まで作品の変遷が良くわかりました。
 でも、作品数は結構ありましたが、新たに心をとらえる作品は発見できませんでした。
 やっぱり「編物」、「湖畔」、「智・感・情」あたりの何度か拝見したことのある、いわゆる代表作が圧倒的な存在感を示していました。平凡な作品に囲まれていると、ことさら代表作のすばらしさがきわだちますね。

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by daisenhougen | 2007-08-29 06:20 | 鑑賞記-展覧会

「図録 線の迷宮<ラビリンス>Ⅱ―鉛筆と黒鉛の旋律」を読む

d0001004_1119890.jpg 「図録 線の迷宮<ラビリンス>Ⅱ―鉛筆と黒鉛の旋律」を読んだ。
 目黒区立美術館、2007年07月24日発行、1,500円、112頁。
 解説としては降旗千賀子「鉛筆と黒鉛が奏でるもの」だけです。短い文章ですが、気配り良く出品作家(佐伯洋江、関根直子、妻木良三、磯邉一郎、小川信治、小川百合、篠田教夫、木下晋、齋鹿逸郎)の特徴を解説してくれています。「作家略歴・文献」の紹介とあわせると大体のことがわかりました。
 再度、収録図版を眺めて展覧会の感激を思い返しました。あらためて素晴らしい企画だったのがわかりますね。

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by daisenhougen | 2007-08-28 07:18 | 読書-展覧会図録

上野千鶴子「おひとりさまの老後」を読む

d0001004_9252851.jpg 上野千鶴子「おひとりさまの老後」を読んだ。
 法研、2007年7月12日1刷、1,470円、263頁。
 目次は次の通り。第1章 ようこそ、シングルライフへ;第2章 どこでどう暮らすか;第3章 だれとどうつきあうか;第4章 おカネはどうするか;第5章 どんな介護を受けるか;第6章 どんなふうに「終わる」か。
 著者の上野千鶴子(1948-)さんはかの有名なフェミニストの東大教授ですね。遙か昔に「セクシィ・ギャルの大研究」なんてベストセラー読んだ覚えがあります(内容は全く憶えていません)。更には遥洋子さんの礼賛本なんてのも読んだ記憶があります。
 たまたま本屋さんに平積みされていたので、買ってしまいました。
 日本人女性は世界一長生きなんだから、最後はおひとりさまになるんですよ。だからセーフティネットを作ったりすろことが大事ですよといった内容ですね。
 でも、結局はお金も地位もある人が、多くの仲間を持って老後を過ごしましょうといったほとんど役に立たない内容でした。多くの人が老後が心配なのは、そういった条件が無いからなのにね・・・。
 どうしてこういったフェミニストの書く文章の調子は同じなんでしょう。男なんてなにさ、女だけで生きていけるのよ、ざまーみろ。なんて具合ですね。まったくもって進歩無いですね。

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by daisenhougen | 2007-08-27 07:24 | 読書-詩歌小説評論他

映画「街のあかり」を見る

d0001004_9211276.jpg 昨日(08月25日)「ユーロスペース」で映画「街のあかり」を見た。
 2006年。フィンランド。LAITAKAUPUNGIN VALOT(LIGHTS IN THE DUSK)
 監督:アキ・カウリスマキ、出演:ヤンネ・フーティアイネン、マリア・ヤルヴェンヘルミ、イルッカ・コイヴラ、マリア・ヘイスカネン、カティ・オウティネン。
 「浮き雲」「過去のない男」に続く敗者三部作の最終章とのことです。
 警備員がマフィアの情婦に騙されて、宝石店の鍵を盗まれ、無実の罪で服役し、更には出獄後に職も奪われるといったストーリーです。
 これでもかこれでもかと、落ちてゆく人生が描かれています。でも、そんなに必然性が感じられません。
 テーマが孤独ということらしいのですが、なぜ孤独なのといった感じです。
 エンディングのソーセージ店の女との救いらしきシーンも、今ひとつ説得力が感じられませんでした。
 でも、フィンランド映画なんてめったに拝見できませんから。けっこう愉しめましたね。
 登場人物がひっきりなしに煙草を吸うのも、今では珍しいですね。刑務所のベッドの中でも吸ってるんですから、ずいぶんと喫煙に寛容なんですね。妙なところに感心しました。

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by daisenhougen | 2007-08-26 07:20 | 鑑賞記-映画

「ルドンの黒」を見る

d0001004_9202100.jpg 昨日(08月25日)「Bunkamuraザ・ミュージアム」で展覧会「ルドンの黒」を見た。
 オディロン・ルドン(1840-1916)といえば淡い色遣いの画家といったイメージでしたが、今回は黒に焦点をあわせた展示とのことです。「岐阜県美術館」所蔵のリトグラフを中心とした展示です。こんな大量なコレクションが日本にあったんですね。
 展示も最終日の一日前ということもあって、たいへん混んでいました。なかなか前に進まないので、じっくり付き合わさせれれました。
 目玉や頭、奇妙な動物やらと異形な造形が、小さなリトグラフで延々と展示してあります。何かいわくありげな作品達でした。
 でも、リトグラフという表現手段のせいかもしれませんが、ポスターなどで見たほどの衝撃は感じられませんでした。この方の作品も実物より印刷物の方が良く見える画家の一人なんでしょうか。
 ルドンの一面に焦点を当てた展示なんでしょうが、ちょっとハードルの高い展示だった気がします。後期の彩色画ももっと展示してほしかった気がします。

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by daisenhougen | 2007-08-26 07:19 | 鑑賞記-展覧会