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映画「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」を見る

d0001004_6203659.jpg 昨日(03月31日)「シネチッタ」で映画「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」を見た。
 ヘンリー・ダーガーといえば、昨年「原美術館」で「ヘンリー ダーガー」展を見て衝撃を受けました。
 「美術手帳」のヘンリー・ダーガー特集号でいろんな知識を仕込みましたが、そこで紹介されていた映画がようやく公開されました。なんで2004年の作品が今頃公開なんでしょうね。
 そして、せっかくの公開なのにガラガラだったのは残念です。
 ヘンリー・ダーガーの生涯を隣人たちの証言や住んでいた部屋の映像などで綴ったドキュメンタリーと、ヘンリー・ダーガーの作品をアニメ化して紹介する部分を交互につなぎ合わせています。

d0001004_6214893.jpg ヘンリー・ダーガーについての情報が満載の作品です。おそらく今後2度と作ることができない作品かもしれません。そういった意味では資料的にも決定版かもしれません。
 ヘンリー・ダーガーの生涯をかけた作品「The Battle of Calverhine」のすばらしい色彩感も充分伝えてくれました。アニメ化も原作のテーストを壊してませんでした。
 ただ、ドキュメンタリーの部分と作品のアニメ化の部分のつなぎ合わせがあんまりうまくできてませんね。ちょっと欲張りすぎた気もします。ヘンリー・ダーガーについての予備知識のない人にはハードルが高い作品かもしれません。
 もちろんヘンリー・ダーガーのファンには見逃せない作品です。

 2004年、アメリカ、トルネード・フィルム、82分、原題:IN THE REALMS OF THE UNREAL:THE MYSTERY OF HENRY DAGER。
 監督:ジェシカ・ユー。

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by daisenhougen | 2008-03-31 07:36 | 鑑賞記-映画

映画「マイ・ブルーベリー・ナイツ」を見る

d0001004_1720411.jpg 昨日(03月30日)「シネチッタ」で映画「マイ・ブルーベリー・ナイツ」を見た。
 満席でした。上映が始まったばかりからなんでしょうかね。3本連チャンで見ましたが、他の2本がガラガラだったのとはえらい違いでしたね。
 さて、ストーリーとしては、失恋した女の子がアメリカ中を働きながら1年ぐらい旅をして、いろんな人の人生に触れて、ついには新たな恋が始まるといったとこでしょうか。
 軽い恋愛映画でもあり、さまざまな人生模様のオムニバス映画でもあり、ロードムービーでもあるといった欲張った作りですね。
 なんせ舞台設定だって、ニューヨーク→メンフィス→アリゾナ→ラスベガス→ニューヨークですから移動距離だってたいへんですね。

d0001004_17203643.jpg いろいろ詰め込んでいる割には、作品的にはかなり軽めの映画って感じです。この監督の特色である色彩感あふれる映像美を堪能しながら、肩肘張らずに愉しむにはイイかもしれません。
 わたくし的には美しいナタリー・ポートマンを見ることができただけでも満足です。役柄的にはナタリー・ポートマンがすっぱな女ギャンブラーは合わない気もしますが、しっかり演じきってましたね。

 2007年、フランス=香港、アスミック・エース、95分、原題:MY BLUEBERRY NIGHTS。
 監督・製作・原案・脚本:ウォン・カーウァイ、出演:ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ、デイヴィッド・ストラザーン、レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマン。

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by daisenhougen | 2008-03-31 07:30 | 鑑賞記-映画

映画「ノーカントリー」を見る

d0001004_171827.jpg 昨日(03月30日)「TOHOシネマズ」で映画「ノーカントリー」を見た。
 今年のアカデミー賞で作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞の4部門を受賞した作品ですから、見逃すわけにはいけませんね。
 いやぁ壮絶な映画ですね。
 殺人だけが目的化した非情な殺し屋が麻薬取引のお金をかすねた男を追いかけるといったストーリーです。それに老いた警察官が救おうとして追いかけるんですが、結局は救うこともできずに男は殺され、警察官は引退してしまうといったとこですね。
 ハビエル・バルデムが演じた殺人鬼は怖いですね。不気味そのものです。背筋が寒くなるようなこの殺人鬼の恐怖を味わう映画化もしれません。
 今の社会はこういった理不尽な恐怖にさらされているといったとこなんでしょうか。
 緊張感に満ちた中で、ひたすら不気味さだけが残った映画でした。現代の象徴なんでしょうか。 見終わった後で、ずっしりとボディブローのように効いてくる映画ですね。

 2007年、アメリカ、パラマウント、122分、原題:NO COUNTRY FOR OLDMEN 。
 監督・脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン、原作:コーマック・マッカーシー「血と暴力の国」、出演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ケリー・マクドナルド。

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by daisenhougen | 2008-03-31 07:20 | 鑑賞記-映画

「建築の記憶」を見る

 昨日(03月30日)「東京都庭園美術館」で展覧会「建築の記憶-写真と建築の近現代-」を見た。 この展覧会は完全にノーマークでした。建築物の写真といってもあんまり興味惹かれないまま良く内容をチェックしませんでした。
 ところが鈴木理策さんの写真が展示してあるんですね。鈴木さんと言えば昨年、「鈴木理策:熊野、雪、桜」展を拝見して、すっかり魅せられてしまいました。これは見逃すわけにはいけません。
 と言うことで、会期終了1日前に滑り込みで見てきました。
 さて、「東京都庭園美術館」を訪れるのは久しぶりです。2006年の春に「宇治山哲平展」を見て以来ですから、だいぶあいだが開いてしまいましたね。
 そして今回は桜が満開でしたので写真を一枚。

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 展示は1章:建築と写真との出会い/2章:近代建築へのまなざし/3章:建築史学構築のための写真/4章:写真がとらえたモダンの相貌/5章:写真家の目、建築家の仕事/6章:日本建築の美/7章:現代写真の建築といった区分で展示してありました。
 最初は熊本城の写真や紫禁城の写真と言った歴史的記録としての写真ですね。
 段々と時代が下るにしたがって、建築を芸術写真としてとらえる試みとなっているようです。
 ここまではまぁ普通の建築写真と言った感じでしたね。

d0001004_10144528.jpg そして最後に鈴木理策さんの青森美術館を写した連作が展示してありました。
 素晴らしいです。
 ここまで展示してあった写真が多かれ少なかれ写された建築物に依存しているのに、鈴木さんの写真は写された物はなんであれ、まがうことなき鈴木さんの表現となってます。
 この表現のテーストはわたしの好みにあってますね。
 わざわざ訪ねた甲斐がありました。
 図録が売りきれとなってたのが残念でしたが・・・。

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by daisenhougen | 2008-03-31 07:12 | 鑑賞記-展覧会

「アートは心のためにある:UBSアートコレクションより」を見る

d0001004_10101625.jpg 昨日(03月29日)「森美術館」で展覧会「アートは心のためにある:UBSアートコレクションより」を見た。
 この展覧会は雑誌「ブルータス」の特集記事も読んだりして来よう来ようと思ってながら、ついに展示期間も残すところわずかになってしまいました。でも何とか間に合いましたね。
 さて、この展示は金融関係の国際大企業のUBSグループのコレクションの展示で、1950年代以降の現代美術コレクションとのことです。
 今回は60人による約140作品の展示で、1.ポートレイトから身体へ、2.造られた世界、3.ランドスケープから宇宙へという3つのテーマで展示してあります。
 ザーと回った印象としては、時折インパクトのある作品はあるんですが、何かイメージが拡散してしまいます。いろんな表現があるんだなぁといった感想を持ったぐらいです。なんとなく高級おもちゃ箱をひっくり返したような展示でした。

d0001004_10105326.jpg まぁ企業コレクションですから、好きな作品せっせと収集して、どんどん公開してくれれば言うことないですね。
 例によってこの美術館は展示リストがありませんので、具体的な作品名など記すことができません。作品名知りたければ図録を買えといった姿勢は困ったもんですね。
 一応、出展アーチスト名だけ写しておきます。
 荒木経惟、アリギエロ・ボエッティ、リチャード・アーシュワーガー、ダレン・アーモンド、イ・ブル、マッシモ・ヴィターリ、アンディ・ウォーホル、オラファー・エリアソン、ジュリアン・オピー、フィリップ・ガストン、アレックス・カッツ、ジョン・カリン、サンドロ・ギア、ギリェルモ・クイトカ、トニー・クラッグ、アンドレアス・グルスキー、マイケル・クレイグ=マーティン、フランチェスコ・クレメンテ、チャック・クロース、エルズワース・ケリー、アルフレッド・ジェンセン、シンディ・ジャーマン、トーマス・シュトゥルート、ショーン・スカリー、杉本博司、キキ・スミス、ヴィヤ・セルミンス、チェン・ジエレン(陳界仁)、チン・ガ、ツァオ・フェイ(曹斐)、フレッド・トマセッリ、ウォルター・ニーダーマーヤー、ジャン=ミシェル・バスキア、畠山直哉、リチャード・ハミルトン、シュテファン・バルケンホール、ジョン・バルデッサリ、オリヴォ・バルビエーリ、デミアン・ハースト、ゲイリー・ヒューム、フィッシュリ&ヴァイス、ギュンター・フェルク、マーク・フランシス、トーマス・フレヒトナー、ルシアン・フロイド、カンディダ・ヘーファー、ジョナサン・ボロフスキー、ダグ・ホール、ブライス・マーデン、宮本隆司、オスカル・ムニョス、サラ・モリス、森村泰昌、ロイ・リキテンスタイン、ゲルハルト・リヒター、エドワード・ルシェ、トーマス・ルフ、スーザン・ローゼンバーグ。

 展示の終わりに森美術館のコレクションも展示してありました。
 山口晃さんの六本木ヒルズを描いた原画をはじめとして、けっこう充実しているんですね。どの程度のコレクションがあるかわかりませんが、一挙公開ぐらい企画して欲しいですね。

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by daisenhougen | 2008-03-30 08:58 | 鑑賞記-展覧会

「ガレとジャポニスム」を見る

d0001004_1074727.jpg 昨日(03月29日)「サントリー美術館」で展覧会「ガレとジャポニスム」を見た。
 ガラスとか陶器といったところは、わたしの関心領域からは外れていますので、今回の展示はパスしようと思ってました。
 でも、桜を見ようなんてわざわざ「東京ミッドタウン」まで足を伸ばしたんですから、やっぱり「サントリー美術館」は外せませんね。
 ということで予定外でしたが拝見してきました。
 エミール・ガレ(1846-1904)といえばフランスのアール・ヌーヴォー期のガラス工芸作家ぐらいの知識しかありませんでした。
 でも、展示を眺めていると、ガレが日本美術から大きな影響を受けたことが解りました。そうですね展示の題名は「ガレとジャポニスム」ですものね。

d0001004_1082495.jpg 展示は第1章:コラージュされた日本美術・・・ジャポニスム全盛の時代、第2章:身を潜めた日本美術・・・西洋的表現との融合、触れて愛でる感覚、第3章:浸透した日本のこころ・・・自然への視線、もののあはれ、第4章:ガレと蜻蛉といった区分で展示されていました。
 この表題だけでもその影響の強さがうかがえます。
 最初は日本美術の剽窃めいた作品が多いといった気もしましたが、段々と日本美術の影響は強いながらも独自の作品を作るに至った様子が良くわかりました。
 関心領域外といってもけっこう愉しめた展示でした。

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by daisenhougen | 2008-03-30 08:53 | 鑑賞記-展覧会

「アーティスト・ファイル2008 ― 現代の作家たち」を見る

d0001004_5152097.jpg 昨日(03月29日)「国立新美術館」で展覧会「アーティスト・ファイル2008 ― 現代の作家たち」(Artist File 2008 - The NACT Annual Show of Contemporary Art)を見た。
 新たに始めるシリーズのようですね。
 宣伝文句を写しておきます。「新しい美術の動向を紹介することは、国立新美術館の重要な使命の一つです。この使命を果たすため、同時代に生きる作家たちの活動を、毎年定期的に紹介していく展覧会を企画しました。継続的に開催していくことで、時代の鳥瞰図を提示することを目指しています」とのことです。
 この美術館の開館展示「20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語」の時に「マテリアル・ワールドに生きる」というコーナーで6人のアーチストを取り上げていましたが、その延長線てことでしょうかね。
 今回は8人のアーチスト取り上げられており、それぞれ独立したスペースに作品を展示してありました。

d0001004_5162413.jpg まず最初が竹村京(1975年-)さん。白い紙と刺繍にシンプルな線。女性の感性が生きている印象ですね。




d0001004_517611.jpg 次が白井美穂(1962年-)さん。テーマを設けた3つの部屋でビデオを流してました。チョットわかりませんでしたね。






d0001004_5175386.jpg エリナ・ブロテルス(Elina Brotherus)(1972年-)さんはフィンランド人女性アーティストで風景とセルフ・ポートレートがテーマとのことです。なんとなくワイエスを思わせるテーストでけっこう惹かれました。




d0001004_519313.jpg 佐伯洋江(1978年-)さんは細密な鉛筆画です。
 白いケント紙にシャープペンシルで緻密に描き込まれた作品は素晴らしいです。一気に引きこまれました。植物などを緻密に緻密に描きながら、独自な作品世界を作り上げています。もしかしたら新たな花鳥画の世界かもしれません。
 「線の迷宮<ラビリンスⅡ―鉛筆と黒鉛の旋律」で出会って以来です。注目していきたいアーチストです。



d0001004_5195879.jpg 祐成政徳(1960年-)さんはちょっとわかんなかったです。







d0001004_5204616.jpg ポリクセニ・パパペトルー (Polixeni Papapetrou)(1960年-)さんはオーストラリアの女性写真作家で子供たちを主題とした不思議な写真ですね。鮮やかな発色が特色でしょうか。







d0001004_5213854.jpg さわひらき(1977年-)さんの作品にも惹かれましたね。
 会場は真っ暗な世界で、そこに6面のビデオが放映されていました。
 旧い時計や旧い部屋、波の寄せる海、観覧車のある海辺の風景など、心の奥に響いてくるような映像が同時に映し出されています。
 暗闇の中でその映像を眺めていると、何か不思議な感覚になってきます。


d0001004_5222073.jpg 最後の市川武史(1971-)さんは浮遊がテーマとのことですが、良くわかりませんでした。




 今回は8名のアーチストの作品が並んでましたが、その中で佐伯洋江さん、さわひらきさんという2人を発見できただけでも、大収穫でした。
 図録買ったので読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2008-03-30 08:50 | 鑑賞記-展覧会

「モディリアーニ展」を見る

d0001004_14332066.jpg 昨日(03月29日)「国立新美術館」で展覧会「モディリアーニ展」を見た。
 期待の「モディリアーニ展」が始まりましたので早速出かけてきました。なんせ「世界中から集められた油彩・素描約150点の出品により、国内では過去最大規模の展覧会となります。知られざる原点から代表作までモディリアーニの全容を一望するまたとない機会となるでしょう」なんて宣伝文句ですから期待高まりますね。
 わたしにとってモディリアーニ(1884-1920)はかなり好きな画家の一人です。このブログを始めてからだけでも、2006年には「Bunkamura」で「リール近代美術館所蔵 ピカソとモディリアーニの時代」を見ましたし、昨年も同じ「Bunkamura」で「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」を見ています。それ以外でもけっこうモディリアーニの作品には触れていると思います。そうそう2005年には映画「モディリアーニ」なんてのを見たことがありましたね。
 そうはいっても、初期から晩年までの作品を一挙に触れることができたのは、今回がはじめてとなりますね。
 大混雑かと思いきや、割と空いていました。チョット肩すかしにあった気分でした。

d0001004_1433567.jpg さて展示です。
 まず「1章 プリミティヴスムの発見:パリ到着、ポール・アレクサンドルとの出会い」。
 初期の作品が並んでいます。1906年から1908年までの作品ですから、22から24歳までの模索時期の作品です。こういった展示は原点に触れることができたようで愉しいですね。
 次が「2章 実験段階への移行:カリアティッドの人物像-前衛画家への道」。
 1910年から1915年にかけてアフリカや東南アジアの原始美術に影響を受けた作品群が並んでいます。モディリアーニはこういったとこからスタートしてるんですねいったんですね。独特な肖像画の源泉ここにありといった興味深い展示でした。
 そして「3章 過渡期の時代:カリアティッドからの変遷-不特定の人物画から実際の人物の肖像画へ」。
 1914年から1915年にかけて、モディリアーニの転換点となった時期の作品ですね。まさに自己表現を確立した時期ですね。
 最後が「Ⅳ章 仮面からトーテム風の肖像画へ-プリミティヴな人物像と古典的肖像画との統合」です。
 ここが1915年から1919年にかけてのモディリアーニの代表作が並んだコーナーです。見慣れた、まさにモディリアーニといった表現が並んでました。モディリアーニの作品世界を堪能させてもらいました。
 
 油彩画の展示が数が少しもの足りなかったのと、有名美術館に所蔵されている代表作がチョット不足している気もしましたが、贅沢言ったら罰当たりますね。
 展示リストによると、多くが個人蔵となっていました。これだけ有名画家なのに、いまだにこんなに個人蔵があるんですね。こういった個人蔵を集めた大規模な展覧会はもう二度とできないかもしれませんね。
 そういった意味で、最低もう一回は訪れたいですね。
 図録買ったので、読んでから感想続けます。

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by daisenhougen | 2008-03-30 08:40 | 鑑賞記-展覧会

「VOCA展2008」を見る

d0001004_14272931.jpg 昨日(03月29日)「上野の森美術館」で展覧会「VOCA展2008-新しい平面の作家たち-」を見た。 40歳以下の若手の為のVOCA展も今回は15回目とのことです(昨年の14回目はこちら)。
 花見客でごった返している外の上野公園とは別世界のように静まりかえっていました。せっかく若い人たちの力作が並んでるんですから、もうチョット目を向けて欲しいですね。
 さて、今回の受賞はVOCA賞:横内賢太郎「Book-CHRI IMOCE」「Book-CHRI FFTC」、VOCA奨励賞:川上幸之介「Resort 3」、「Combined pumping station and dry cooling tower」、VOCA奨励賞:笹岡啓子「Fishing」、佳作賞:伊藤雅恵「忘れないアクシデント」、佳作賞:藤原裕策「from SKY, to the SKY」、大原美術館賞:岩熊力也「reverb(祈る手殺める手、兎、野犬、鳥)」「reverb(群れ、女)」、府中市美術館賞:関根直子「パノラマ」とのことです。

d0001004_1428859.jpg その中でも、今回の大賞受賞の横内賢太郎さんの作品は、どんな技法か解りませんが、キラキラ光りながら微妙に変化する色彩感が愉しかったですね。
 受賞者以外は次の人たちです。
 天野亨彦、猪狩雅則、及川聡子、片山博文、川口奈々子、阪本トクロウ、三宮一将、椎名勇仁、下道基行、ジャンボスズキ、須藤由希子、俵萌子、千葉正也、遠山裕崇、中西信洋、根間智子、常陸活志、平井千香子、藤原由葵、裵相順、堀由樹子、水村綾子、元田久治、森迫暁夫、森本絵利、安田悠、山内崇嗣、山本桂輔、渡辺依理。
 たぶん今回の出展作家はだれも知りません。わたしにとっては未知の作家ばかりでした。
 でも、若い作家たちの多様な表現に触れることができるのは、大きな喜びです。
 この中から注目されるアーチストになる人が出てくるか、たのしみに注目していくことにしたいですね。

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by daisenhougen | 2008-03-30 08:30 | 鑑賞記-展覧会

「加藤泉「The Riverhead」」を見る

d0001004_14304476.jpg 昨日(03月29日)「上野の森美術館」で展覧会「加藤泉「The Riverhead」」を見た。
 「VOCA展2008」の横でひっそりと開催されていました。加藤泉さんの作品は昨年「東京都現代美術館」で開催された「MOTアニュアル 等身大の約束」ではじめて拝見しました(その時の感想はこちら)。
 その時から注目していたのですが、やっと再見できました。
 大小取り混ぜて油彩画や立体作品が14点ほど展示してありました。
 いずれも宇宙人の子供みたいなのを表現しています。なぜか心惹かれるキャラクターです。
 題名は全て「無題」なので言いようがないんですが、同じ表現のバリエーション違いなんでしょうね。
 さてさて加藤さんは、このキャラクター一本で勝負して行くのか、それとも多様なキャラクターを生み出す方向で行くんでしょうか。ちょっと楽しみな気がします。

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by daisenhougen | 2008-03-30 08:30 | 鑑賞記-展覧会