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2009年10月鑑賞記録

 2009年10月の鑑賞記録です。
 展覧会は10ほど拝見することができました。相変わらず低調ですが、ひさびさの二桁ではありました。
 そして今月はいつにも増して素晴らしい展示の数々にふれることができました。さすがに芸術の秋にふさわしい充実さでした。
 その中でも、何といってもナンバーワンは「皇室の名宝」展の第一期です。若冲さんや永徳さんの第一級のお宝のそろい踏みですから、ぶっちぎりのナンバーワンですね。
 その他にも三井記念美術館の浮世絵の優品のそろい踏み、チベット仏教のお宝展示、ローマ帝国のお宝、ハプスブルク家ゆかりのお宝と、きらめくばかりの充実した作品にたくさん接することができました。
 映画、コンサートともに今月もまったく行けませんでした。

 評価基準はいつもと同じで、◎は「最高」、◇は「良かった」、△は「まあまあ良かった」、×は「ちょっとねえ」です。再訪は評価マークはつけません。あくまでも小生の主観で、かってな評点です。

 では、一覧というほどない一覧です。

 展覧会
◇「夢と追憶の江戸 前期」(三井記念美術館)
△「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」(日本橋高島屋)
△「インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン」(国立科学博物館)
◎「皇室の名宝1期」(東京国立博物館)
◇「聖地チベット」(上野の森美術館)
◇「古代ローマ帝国の遺産」(国立西洋美術館)
△「ローマ 未来の原風景 by HASH」+常設展示(国立西洋美術館)
△「光 松本陽子/野口里佳」(国立新美術館)
◇「Theハプスブルク」(国立新美術館)
△「和紙と暮らす―装飾と造形」(サントリー美術館)

 映画
 なし

 コンサート
 なし

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by daisenhougen | 2009-10-31 07:41 | 鑑賞記録(まとめ)

2009年09月読書記録

 2009年09月の読書記録です。
 9月に読んだ本は13冊でした。
 今月一番心に残ったのは藤原新也さんの著作でした。近年の藤原さんの作品は少し上から視点が気になっていたのですが、今回の著作では再び素晴らしい藤原節が復活です。
 ドナルド・キーンさんの戦中の文学者の日記を読み解く試みも興味深かったです。
 山本冬彦さんのサラリーマンでも絵画を収集できる実践論は見事なモンです。
 川上未映子さんの長編小説「ヘヴン」は川上さんの成長を感じられる著作となっていました。
 佐伯啓思さんと三浦雅士さんの対談も現代を読み解く手がかりとなる著作でした。
 週間本は16冊で、ようやく追いつくことができました。今後は毎週遅れないようについて行きたいですね。
 反面、図録はゼロでした。なんとか10月には挽回したいです。
 その他、一覧には載せませんが、雑誌としては「芸術新潮2009年9月号」、「DIME 2009年10月6日号」、「日経会社情報2009年Ⅳ秋号」を拾い読みしました。「芸術新潮」の「エジプト美術世界一周」特集は充実していました。
 「NHK趣味悠々」のテキスト「動物を描く(竹内浩一の日本画入門)」、「ローカル線の旅」もTV番組の放映前にざっと拾い読みしました。

 評価は次の通りです。◎は「最高」、◇は「良かった」、△は「まあまあ良かった」、×は「ちょっとねえ」。あくまでも独断の勝手な評価です。
 週刊本及び図録には評価は原則付けません。
 では、一覧リスト。

 書籍
△藤生京子「吉本隆明のDNA」
◎藤原新也「コスモスの影にはいつも誰かが隠れている」東京書籍
△浅野和生「ヨーロッパの中世美術」(中公新書)
△関川夏央「寝台急行「昭和」行」日本放送出版協会
○ドナルド・キーン「日本人の戦争」文藝春秋
△四方田犬彦「歳月の鉛」工作舎、
△篠山紀信「KISHIN:BIJIN BIJIN of THE YEAR 2009」朝日出版社
△山本冬彦「週末はギャラリーめぐり」
○川上未映子「ヘヴン」
△高野潤「カラー版 マチュピチュ―天空の聖殿」(中公新書)
△四方田犬彦「怪奇映画天国アジア」(白水社)
△佐藤賢一「カペー朝」(講談社現代新書)
○佐伯啓思・三浦雅士「資本主義はニヒリズムか」

 週刊本
-「週刊 西洋絵画の巨匠 28号 ボス」
-「週刊 西洋絵画の巨匠 29号 ボナール」
-「週刊 西洋絵画の巨匠 30号 エゴン・シーレ」
-「週刊 西洋絵画の巨匠 31号 ルソー」
-「週刊 西洋絵画の巨匠 32号 ギュスターヴ・モロー」
-「週刊 世界の美術館 57号 韓国国立中央博物館」
-「週刊 世界の美術館 58号 コートールド美術館」
-「週刊 世界の美術館 59号 プラハ国立美術館」
-「週刊 世界の美術館 60号 京都国立博物館」
-「週刊 国宝の美1 [彫刻1] 天平の脱活乾漆像」
-「週刊 国宝の美2 [絵画1] 江戸時代の絵画」
-「週刊 国宝の美3 [建築1] 平安時代の阿弥陀堂建築」
-「週刊 国宝の美4 [彫刻2] 飛鳥・白鳳の仏像」
-「週刊 国宝の美5 [絵画2] 室町時代の水墨画と雪舟」
-「週刊 国宝の美6 [建築2] 城・天守と櫓」
-「週刊 国宝の美7 [工芸1] 陶磁 茶碗・花生・茶壺」

 図録
 なし

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by daisenhougen | 2009-10-02 06:48 | 読書記録(まとめ)

2009年09月鑑賞記録

 2009年09月の鑑賞記録です。
 9月もブログ更新はサボリ継続中です。
 今回も9月のまとめだけでもアップしておきます。これもやめたら備忘録の役目も果たせないことになってしまいますからね・・・・。
 といってもエンタメ出動は今月も展覧会が9つだけという低調さが継続中です。
 でも、今月もどれも甲乙付けがたい充実した展示に出会えました。
 「江戸の幟旗」展は掘り出し物の展示としては今年一番のめっけ物かもしれません。日本美術シーンにしぼっても、まだまだ未知の領域がたくさんあるんですね。
 「ベルギー幻想美術館」展は「姫路市立美術館」という地方の美術館がベルギー絵画というテーマを絞ることにより、こういった充実したコレクションを作り上げることができる模範のようなものでした。
 「鴻池朋子展」は現代美術シーンの良い意味でも悪い意味でも最先端を象徴する作品達でした。もはや純然たる日本画もマンガも限りなく接近してしまい、その渾然一体の中で、いかに消費尽くされない表現を示し続けるかに奮闘している姿が、痛いように伝わってくる展示でした。
 「三輪休雪展」は初めて知った存在ですが、伝統的な萩焼の世界にこういった斬新な表現が現れたことは本当に素晴らしいことだと思います。
 「海のエジプト展」は先月拝見した「トリノ・エジプト展」とともに、巨大なスケールを堪能させてもらいました。
 「文化の力」はこちらも地方美術館がアメリカ絵画にマトを絞ることによって、美術館の顔を作り上げた素晴らしい成果を示してくれた展示でした。近年は予算不足で苦しんでいるようですが、なんとか踏ん張って欲しいところです。
 10月は素晴らしい展示が目白押しです。なんとか主力どころは見逃さないようにしたいですね。
 評価基準はいつもと同じで、◎は「最高」、◇は「良かった」、△は「まあまあ良かった」、×は「ちょっとねえ」です。再訪は評価マークはつけません。あくまでも小生の主観で、かってな評点です。

 では、一覧というほどない一覧です。

 展覧会
◇「江戸の幟旗 庶民の願い・絵師の技」(松濤美術館)
◇「ベルギー幻想美術館クノップフからデルヴォー、マグリットまで」(ザ・ミュージアム)
◇「鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人」(東京オペラシティ)
△「開館10周年記念 響きあう庭」+「projectN38 山下美幸」(東京オペラシティ)
◇「十二代三輪休雪展」(日本橋三越)
△「ステッチ・バイ・ステッチ 針と糸で描くわたし」(東京都庭園美術館)
△「線の迷宮〈ラビリンス〉・番外編」(目黒区美術館)
◇「海のエジプト展」(パシフィコ横浜)
◇「開館25周年記念 文化の力-福島と近代美術」(福島県立美術館)

 映画
 なし

 コンサート
 なし

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by daisenhougen | 2009-10-01 06:54 | 鑑賞記録(まとめ)