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2010年03月鑑賞記録

 2010年03月の鑑賞記録です。
 03月は20ほどの展示を見ることができました。
 数的にも満足ですが、内容的にも素晴らしい展示に出会えました。
 その中でも長谷川等伯展と歌川国芳展は甲乙つけがたいぐらい充実した展示でした。これだけ充実した展示はもはや再見は不可能かもしれませんね。
 国芳さんは4月20日から全面展示替えですので、ことらも見逃さないようにしなくてはなりませんね。
 洋物では「レンピッカ展」ですね。時代とギリギリの線で渡り合った成果を堪能させてもらいました。
 そして何といってもピカイチは東大博物館でひっそりと開催されていた「命の認識」展です。わたしにとっては心から衝撃を受けた展示でした。
 これら以外も充実した展示が目白押しでした。
 日本物では板橋美の浮世絵の死角、東海道五十三対の全点展示、近美の小野竹喬展などが心に残りました。
 洋物では西美のブラングィン展と水彩・素描展のそろい踏み、庭園美のマッキアイオーリ展などが素晴らしかったですね。
 番外編としては大哺乳類展でしょうか。
 映画は1本だけでした。アカデミー賞受賞作を野次馬的に見ておいたといったとこですね。 コンサートは今年始めて訪れることができました。ルイゾッティによるあまりに美しいモーツァルトの音楽を堪能させてもらいました。

 評価基準はいつもと同じで、◎は「最高」、◇は「良かった」、△は「まあまあ良かった」、×は「ちょっとねえ」です。再訪は評価マークはつけません。あくまでも小生の主観で、かってな評点です。
 では、一覧です。
 展覧会 
◎「没後400年 特別展 長谷川等伯」(東京国立博物館)
△「特集陳列「農村(田園)へのまなざし」ほか常設展示」(東京国立博物館)
◇「フランク・ブラングィン展」(国立西洋美術館)
◇「所蔵水彩・素描展-松方コレクションとその後」(国立西洋美術館)
◇「生誕120年 小野竹喬展」(東京国立近代美術館)
△「水浴考」(東京国立近代美術館)
△「木田安彦の世界」(汐留ミュージアム)
△「現代絵画の展望 12人の地平線~この頃~」(鉄道歴史展示室)
◇「浮世絵の死角 イタリア・ボローニャ秘蔵浮世絵名品展」(板橋区立美術館)
◇「イタリアの印象派 マッキアイオーリ展」(東京都庭園美術館)
◎「美しき挑発 レンピッカ展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
-「ボルゲーゼ美術館展」(再訪)(東京都美術館)
-「没後400年 特別展 長谷川等伯」(展示替え再訪)(東京国立博物館)
△「VOCA 展2010」(上野の森美術館)
△「鰭崎英朋(ひれざきえいほう)展」(弥生美術館)
◎「特別展示 命の認識」(東京大学総合研究博物館)
◇「東海道五十三対」(UKIYO-e TOKYO)
◇「大哺乳類展 陸のなかまたち」(国立科学館)
△「向井潤吉 展~わかちがたい風景とともに~」(日本橋高島屋)
△「荒木経惟・舟越桂 至上ノ愛像」(高橋コレクション日比谷)
◎「歌川国芳 奇と笑いの木版画」(前期(府中市美術館)

 映画
△映画「ハート・ロッカー」(TOHOシネマズ)

 コンサート
◇ホールオペラ「コジ・ファン・トゥッテ/指揮:ルイゾッティ」(サントリーホール)

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by daisenhougen | 2010-03-31 06:40 | 鑑賞記録(まとめ)

「歌川国芳 奇と笑いの木版画」を見る

d0001004_14393314.jpg先日(03月20日)「府中市美術館」で展覧会「歌川国芳 奇と笑いの木版画」を見た。
 この美術館は、毎年、桜の季節に合わせて日本の素晴らしい作品の数々を展示する企画を開催していますが、今年はなんと国芳さんに焦点をあわせてきました。
 これでまさしく今年は国芳イヤーになりましたね。
 初期から晩年までの画風の変遷から、代表作のそろい踏みといった至れり尽くせりの展示でした。
 これらが個人コレクションだとは信じられないほどの充実度でした。
 全面展示替えの後期展示も見逃せませんね。

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by daisenhougen | 2010-03-30 06:38 | 鑑賞記-展覧会

「荒木経惟・舟越桂 至上ノ愛像」を見る

d0001004_14375428.jpg 先日(03月19日)「高橋コレクション日比谷」で展覧会「荒木経惟・舟越桂 至上ノ愛像」を見た。
 こちらの展示スペースもはじめて訪れることができました。期間限定のスペースとのことですから、一度は訪れたかったので、念願かないました。
 展示は荒木経惟さんの写真が中心でした。舟越桂さんの木造はチョット寂しそうでした。
 スペース的にはチョット厳しい展示でしたね。

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by daisenhougen | 2010-03-29 06:37 | 鑑賞記-展覧会

「向井潤吉展~わかちがたい風景とともに~」を見る

d0001004_1436482.jpg 先日(03月19日)「日本橋高島屋」で展覧会「向井潤吉展~わかちがたい風景とともに~」を見た。
 どこかホッとする風景画がたくさん並んでいました。
 こういった風景も遠き記憶の中の世界となってしまったんですね。

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by daisenhougen | 2010-03-28 06:35 | 鑑賞記-展覧会

「大哺乳類展 陸のなかまたち」を見る

d0001004_14324538.jpg 先日(03月19日)国立科学館」で展覧会「大哺乳類展 陸のなかまたち」を見た。
 愉しい展示でした。
 いろんな哺乳類の剥製をすぐそばから観察することができる展示です。
 哺乳類といっても範囲は広く、小さな小動物から巨大なものまで、いろんな種類を身近に観察できます。
 写真も取り放題ですから、存分に愉しむことができました。

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by daisenhougen | 2010-03-27 06:32 | 鑑賞記-展覧会

オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」を聴く

d0001004_1431209.jpg 先日(03月14日)「サントリーホール」でオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」を聴いた。
 だいぶ遅くなりましたが、わたしにはコンサートを聴くのは今年初めてです。月1回ぐらいは聴こうと思っているのですが、なかなか実現しませんでした。
 ルイゾッテイ指揮のモーツァルトシリーズの最終回というんですから、聴き逃すわけにはいけませんね。
 いゃー満喫しました。音の贅沢を存分に満喫しました。
 他愛もない内容に飛びっきりの音楽が絶妙のバランスでできあがっています。
 まさしくモーツァルトの最良の作品です。
 生粋のイタリアスタイルのルイゾッテイにはピッタリの作品です。
 このダ・ポンテ三部作の最後に持ってきたのもうなずけます。

 主要メンバーを写しておきます。
 出演:フィオルディリージ:セレーナ・ファルノッキア(ソプラノ)、ドラベッラ:ニーノ・スルグラーゼ(メゾ・ソプラノ)、グリエルモ:マルクス・ヴェルバ(バリトン)、フェルランド:フランチェスコ・デムーロ(テノール)、デスピーナ:ダヴィニア・ロドリゲス(ソプラノ)、ドン・アルフォンソ:エンツォ・カプアノ(バス)
 指揮&フォルテピアノ:ニコラ・ルイゾッティ、演出:ガブリエーレ・ラヴィア、管弦楽:東京交響楽団、合唱:サントリーホール オペラ・アカデミー
 舞台装置:アレッサンドロ・カメラ、衣裳:アンドレア・ヴィオッティ

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by daisenhougen | 2010-03-26 06:30 | 鑑賞記-コンサート

「東海道五十三対」を見る

d0001004_14285349.jpg 先日(03月14日)「UKIYO-e TOKYO」で展覧会「東海道五十三対」を見た。 
 「東海道五十三対」シリーズは歌川派の三人の絵師、国貞(三代豊国)、国芳、広重による競作シリーズで、1844年から48年にかけて出版されたとのことです。
 当時の人気アーチストの競演シリーズの一挙公開ですから見逃すわけにはいけませんね。
 有名作なんでしょうが、わたしはその存在すら知りませんでした、浮世絵の世界は奥が深いですね。
 作品はそれぞれの宿場町を扱っているのですが、風景を描くのではなく、その場所にまつわるエピソードを描くのがテーマのようです。
 比率的にも国芳作品が多いシリーズです。
 最近、国芳の作品に触れる機会が続いています。先日「板橋区立美術館」で見た「浮世絵の死角展」でもたくさんの国芳作品を拝見しました。
 もちろん本命は「府中市美術館」の国芳展ですが、その下準備には最適の展示でした。

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by daisenhougen | 2010-03-25 06:28 | 鑑賞記-展覧会

「特別展示 命の認識」を見る

d0001004_14271728.jpg 先日(03月14日)「東京大学総合研究博物館」で展覧会「特別展示 命の認識」を見た。
 こちらの博物館も初めて訪れます。
 東京大学本郷キャンパスにひっそりと建っていました。なんせ訪れたのが日曜日ですから、学生もチラホラといったところでした。
 建物にはいると、まずは頭蓋骨の出迎えですからビックリしますね。
 最初は常設展示ですが「キュラトリアル・グラフィティ~学術標本の表現」展とういことで、こちらだけでも充分愉しめる充実の展示でした。
 さて、博物館の一番奥が特別展の展示スペースです。
 ズラリとスペースいっぱいに並べられた動物の骨たちに圧倒されてしまいます。
 まさしく「いのち」と直に対峙させられるます。くだくだとした言葉はいりません。
 
 素晴らしい展示に出会えました。
 これが無料で展示されているんですから、東京大学に感謝するしかありませんね。
 わたし的には、今月最も衝撃を受けた展示でした。

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by daisenhougen | 2010-03-24 06:26 | 鑑賞記-展覧会

「鰭崎英朋展」を見る

d0001004_14253865.jpg先日(03月14日)「弥生美術館」で展覧会「鰭崎英朋展」を見た。
 初めて訪れる美術館です。
 なんせ上野にほど近いところにあるんですから、いつでも訪れることができたはずですが、何故か今回が初めてです。
 上野からぶらりと歩いて訪ねてみました。
 東大の敷地に面した、住宅の中にひっそりと建ってました。建物はだいぶ古めかしくなっていましたね。
 さて、展示されている鰭崎英朋さんは、わたしにとっては初めて知る存在です。
 生誕130年記念ということで、再びクローズアップされつつあるようです。
 なかなか挿絵というジャンルは評価しにくい感は否めませんが、雪岱さんに続いて、二匹目のドジョウとなるんでしょうか。

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by daisenhougen | 2010-03-23 06:24 | 鑑賞記-展覧会

「VOCA 展2010-新しい平面の作家たち-」を見る

d0001004_783460.jpg   先日(03月14日)「上野の森美術館」で展覧会「VOCA 展2010-新しい平面の作家たち-」を見た。 今回で17回目のVOCA 展です。
 40才以下の若手作家35名の平面作品がずらりと並んでいます。
 ある意味、現在の日本の美術シーンを最先端を体感できる展示ですね。
 今回の出展アーチスト名を写しておきます。
 朝海陽子、朝地信介、石川直樹、市川孝典、伊藤彩、薄久保香、耘野善之、遠藤俊治、大浦和代、大野智史、大庭大介、利部志穂、風間サチコ、清川あさみ、齋藤芽生、阪田清子、坂本夏子、櫻井伸也、佐藤允、竹﨑和征、多和田有希、TETTA(杉本聡子)、長井朋子、中谷ミチコ、名知聡子、西山裕希子、平下英理、船井美佐、ましもゆき、水谷一、三宅砂織、柳澤顕、山本理恵子、和田典子、渡部裕二。

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by daisenhougen | 2010-03-22 07:08 | 鑑賞記-展覧会