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2010年04月読書記録

 2010年04月の読書記録です。
 今月はなんといっても「1Q84」ですね。いろんな面で長年の村上春樹ファンとしては複雑な気持ちもありますが、一気に読ませる力量はさすがでした。
 渡辺京二さんは名前を知っているだけで、読むのははじめてですが、さすがに世評高い著作だけのことはありました。
 三浦雅士さんの近年の充実ぶりはすごいです。
 シェイクスピアは別格です。月1冊古典を読むという目標達成できてよかったです。

 評価は次の通りです。◎は「最高」、◇は「良かった」、△は「まあまあ良かった」、×は「ちょっとねえ」。あくまでも独断の勝手な評価です。
 週刊本及び図録には評価は原則付けません。
 では、一覧リスト。

 書籍
◇遠藤秀紀「ニワトリ 愛を独り占めした鳥」(光文社新書)
△「週刊現代2010年4月10日号:一挙掲載 沢尻エリカ完全カット」(講談社)
△「マップルマガジン北陸・金沢'11」(昭文社)
△松尾剛次「親鸞再考―僧にあらず、俗にあらず」(NHKブックス)
◇シェイクスピア(安西徹雄訳)「ハムレットQ1」(光文社古典新訳文庫)
△「金沢・能登プチ贅沢な旅8 (ブルーガイド)」(実業之日本社)
△川上弘美/谷口ジロー「センセイの鞄 1」(双葉社)
△高橋明也「もっと知りたいマネ―生涯と作品」(東京美術)
◎渡辺京二「逝きし世の面影」(平凡社ライブラリー)
△知的生産の技術研究会「知の現場」(東洋経済新報社 )
△堤未果「アメリカから<自由>が消える」(扶桑社新書)
△川上弘美/谷口ジロー「センセイの鞄 2」(双葉社)
△「たびまる金沢・能登・北陸」(昭文社)
◎村上春樹「1Q84 BOOK3<10月-12月>」(新潮社)
△「美術手帳2010年5月号 特集Ⅰエティルマンス/エグルストン」(美術出版社)
◎三浦雅士「人生という作品」(NTT出版)
△川合康三「白楽天―官と隠のはざまで」(岩波新書)
◇渡辺京三「黒船前夜 ロシア・アイヌ・日本の三国志」(洋泉社)
△竹内久美子「女は男の指を見る」(新潮新書)
◇古田亮「俵屋宗達 琳派の祖の真実」(平凡社新書)

 週間本
-「週刊 国宝の美30[建築9]鎌倉・室町時代の仏堂」(朝日新聞社)
-「週刊 国宝の美31[絵画9]説話・縁起物語」(朝日新聞社)
-「週刊 国宝の美32[工芸2]金工(仏教工芸)」(朝日新聞社)
-「週刊 国宝の美33[書跡1]経典」(朝日新聞社)
-「週刊 国宝の美34[絵画10]伝記絵巻」(朝日新聞社)
-「週刊 国宝の美35[書跡2]書」(朝日新聞社)

 図録
-「図録 安田靫彦展 歴史画誕生の軌跡」(川崎市市民ミュージアム)
-「図録 安田靫彦展-花を愛でる心-」(ニューオータニ美術館)
-「図録 ベルナール・ビュッフェ展」(目黒区美術館)
-「図録 藤田嗣治とパリ展」(目黒区美術館)
-「図録 チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」(東映)
-「図録 浮世絵の死角 ボローニャ秘蔵浮世絵名品展」(板橋区立美術館)
-「図録 美しき挑発 レンピッカ展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
-「図録 歌川国芳 奇と笑いの木版画」(府中市美術館)
-「図録 森村泰昌:なにものかへのレクイエム」(東京都写真美術館ほか)

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by daisenhougen | 2010-04-30 19:04 | 読書記録(まとめ)

2010年04月鑑賞記録

 2010年04月の鑑賞記録です。
 今月はちょっと低調でした。
 その中での一番はなんといってもマネ展です。これだけのマネ展を日本で開催してくれたことに感謝ですね。
細川家の至宝展もさすがにレベルが高かったです。
 映画やコンサートに一つも行けなかったのは残念です。5月はなんとしてもゼロは避けたいですね。

 評価基準はいつもと同じで、◎は「最高」、◇は「良かった」、△は「まあまあ良かった」、×は「ちょっとねえ」です。再訪は評価マークはつけません。あくまでも小生の主観で、かってな評点です。
 では、一覧です。
 展覧会 
△「ロシアの夢1917-1937 ロシア・アヴァンギャルド」(山形美術館)
△「安田靫彦展 歴史画誕生の軌跡」(川崎市市民ミュージアム)
△「グラフィック55の作家たち」(川崎市市民ミュージアム)
△「ベルナール・ビュッフェ展」(目黒区美術館)
△「藤田嗣治とパリ展」(目黒区美術館)
△「安田靫彦展-花を愛でる心-」(ニューオータニ美術館)
△「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」(江戸東京博物館)
◎「マネとモダン・パリ」(三菱一号館美術館)
△「山本容子のワンダーランド」(埼玉県立近代美術館)
△「森村泰昌:なにものかへのレクイエム」(東京都写真美術館)
△「ジャンルー・シーフ写真展」(東京都写真美術館)
-「美しき挑発 レンピッカ展」(再訪)(Bunkamuraザ・ミュージアム)
△「ピカソと20世紀美術の巨匠たち」(そごう美術館)
◇「細川家の至宝―珠玉の永青文庫コレクション」(東京国立博物館)
△「平成22年新指定国宝・重要文化財」(東京国立博物館)

 映画
 なし

 コンサート
 なし

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by daisenhougen | 2010-04-30 19:01 | 鑑賞記録(まとめ)

「平成22年 新指定国宝・重要文化財」を見る

d0001004_18584659.jpg 一昨日(04月27日)「東京国立博物館」で展覧会「平成22年 新指定国宝・重要文化財」を見た。
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by daisenhougen | 2010-04-29 07:58 | 鑑賞記-展覧会

「細川家の至宝―珠玉の永青文庫コレクション」を見る

d0001004_18554576.jpg 昨日(04月27日)「東京国立博物館」で展覧会「細川家の至宝―珠玉の永青文庫コレクション」を見た。
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by daisenhougen | 2010-04-28 06:54 | 鑑賞記-展覧会

「ピカソと20世紀美術の巨匠たち」を見る

d0001004_9543413.jpg 昨日(04月26日)「そごう美術館」で展覧会「ピカソと20世紀美術の巨匠たち」を見た。
 ドイツのケルンにある「ルートヴィヒ美術館」の所蔵品の引越展示です。大半のコレクションこの美術館の名前の由来となった実業家のルートヴィヒ夫妻が収集したものとのことで、20世紀以降の美術を所蔵しているようです。
 展示は「第Ⅰ章ピカソとヨーロッパ現代」、「第Ⅱ章戦後の傾向」と二つに分かれています。 
 第Ⅰ章はピカソの作品中心にそれを取り囲むように多くの20世紀美術の有名どころが並んでいます。
 20世紀美術はピカソを中心に展開したという感じの構成ですね。
 まずピカソですが、こちらは別格扱いで8点ほど展示してあります。1901年の「モンマルトルのカフェ」といった初期作から1972年の「剣を持つ銃士」までピカソの画風の変遷がわかる展示となってます。
 それ以外は1点か2点の展示です。20世紀美術の大物が網羅されています。
 画家名だけ写しておきます。
 ジョルジュ・ブラック、アンドレ・ドラン、モーリス・ド・ヴラマンク、アルチュール・セガル、フェルナン・レジェ、アンリ・マティス、アレクセイ・フォン・ヤウレンスキー、エミール・ノルデ、マックス・ベックマン、マックス・ベックマン、アメデオ・モディリアーニ、モーリス・ユトリロ、シュザンヌ・ヴァラドン、マルク・シャガール、ヴァシリー・カンディンスキー、パウル・クレー、エドガー・エンデ、ジョルジオ・デ・キリコ、マックス・エルンスト、ポール・デルヴォー。

 第Ⅱ章は第二次世界大戦後から現在に直接結びつく作品が並んでます。
 その傾向を「抽象主義の傾向」、「具象絵画の状況」、「ポップ・アート」と3つに大きく区分して展示しています。
 こちらは歴史的評価の途上にある作品たちですね。現代美術に疎いわたしには知っている画家と知らない画家が入り交じった展示でした。
 こちらも画家名だけ写しておきます。
 (抽象主義の傾向) カール・オットー・ゲッツ、ベルナルト・シュルツェ、ハンス・アルトゥング、エルンスト・ヴィルヘルム・ナイ、ジョゼフ・アルバース、フランク・ステラ、フランツ・ジョゼフ・クライン、ヘレン・フランケンサーラー。
 (具象絵画の状況)ピーター・トーマス・ブレイク、ジャン・デュビュッフェ、ロナルド・ブルックス・キタイ、A.R.ペンク、ゲオルク・バゼリッツ、ホルスト・アンテス、ロベルト・マッタ、マリア・ラスニヒ。
 (ポップ・アート)アンディ・ウォーホル、リチャード・リンドナー、ウィリアム・ネルソン・コプリー、ロバート・インディアナ、ジャスパー・ジョーンズ。

 20世紀美術の特色はまさに規範喪失あるいは規範崩壊過程であることが良くわかる展示です。
 そういった意味で展示のコンセプト自体は非常に興味深かったのですが、作品数が60点の展示ではチョット壮大すぎるテーマ設定だった気がしますね。
 でも、わたし的にはパウル・クレーの作品が2点見れたことと、ドイツ表現主義の作品の幾つかに触れることができただけでも満足できました。

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by daisenhougen | 2010-04-27 06:54 | 鑑賞記-展覧会

「美しき挑発 レンピッカ展」を見る(再訪)

d0001004_1254206.jpg 先日(04月22日)「Bunkamuraザ・ミュージアム」で展覧会「美しき挑発 レンピッカ展」を見た。
 なんとか再訪を果たせました。
 会期も残り少なくなってきていたので、混雑度も増しているかとおそるおそる行ってみましたが、平日の雨の中ということで幸運にも(?)そんなに混雑していませんでした。
 かえって一回目の時よりも、じっくりとレンピッカさんの作品に対面することができました。
 岩波アート・ライブラリーの画集や図録の知識も仕込んだので、少しはレンピッカの画業を冷静に見ることができるようになった気がします。

 波瀾万丈の人生の変遷が作品にしっかり表現されていますね。
 あっという間に時代の寵児となった初期。その後時代の流れに乗れなくなり、時代に追いつこうと必死にあがいた長い不遇の時代。
 あまりにもその落差が大きいだけに、なんともいろいろ考えさせられる展示でした。

 絵画表現において中心的位置を占めていた肖像画というジャンルが、完全に写真に取って代わられる時期を身をもって生きたアーチストなのかもしれません。
 そして、それに変わる表現を探し求め、同時代の画家たちが試みたさまざまなテーマや手法に接近しながらも、結局、彼女はそれに変わるものを見つけ出せなかったのかもしれません。
 自らの表現手段を奪ってしまった写真に極めて強い関心を示して、自ら多くの被写体になり、いきいきと演じていたことは、なんとも皮肉なことのようにも思えます。
 彼女の表現の変遷自体が、20世紀における絵画表現の崩壊過程を極めてわかりやすく示してくれているようにも思える展示でした。

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by daisenhougen | 2010-04-25 06:53 | 鑑賞記-展覧会

「ジャンルー・シーフ写真展」を見る

d0001004_7154475.jpg 一昨日(04月22日)「東京都写真美術館」で展覧会「ジャンルー・シーフ写真展」を見た。 ジャンルー・シーフJeanloup Sieff(1933〜2000)さんといっても、名前ぐらいはおぼろげにといった程度の知識しかありませんでした。
 今回、森村泰昌さんの展示と同時開催と言うことで、のぞいてみました。
 未発表作品が中心の展示ということですが、同時に代表作も一緒にということのようです。
 年代順に並んでいました。
 初期のルポルタージュから始まり、象徴画を思わせるような風景写真、そしておそらく最も中心的テーマであった肖像やファッション、そしてヌードまで多岐にわたる表現が展示されていました。
 モノクロームに徹したようですが、研ぎ澄まされた構図と美しいプリントに目を奪われてしまいました。
 まさに完璧といえる出来あがりです。
 写真が表現の最前線にいた時代を象徴するような作品達でした。 

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by daisenhougen | 2010-04-24 07:16 | 鑑賞記-展覧会

「森村泰昌:なにものかへのレクイエ」を見る

d0001004_13315024.jpg 昨日(04月22日)「東京都写真美術館」で展覧会「森村泰昌:なにものかへのレクイエ」を見た。
 森村さんの作品をまとめて拝見するのは2007年に「横浜美術館」で開催された「森村泰昌―美の教室、静聴せよ」展以来です。
 その時はかなりインパクトが強く感じたのですが、今回は少し冷静に拝見できました。
 森村さんは一貫して自分が歴史的に有名な人物に扮して、それを写真に撮ったり絵に描いたり、映像にしたりといったスタイルです。
 美術家というよりパフォーマーといった存在でしょうかね。
 そして、その作品には皮肉と風刺、諧謔といった強い毒を放っています。
 メタ美術というんでしょうか、非常におもしろい作品であることは確かです。
 笑いをこらえながら拝見しました。
 そして存分に森村ワールドを愉しませてもらいました。
 ただ、このスタイルもこれだけ続けていると少々疲れが見えている気もします。いくらでもバリエーションが作れる手法だけに、特許所持者の森村さんも自己模倣に陥らないにはどうするかを模作する段階に来ているのかもしれませんね。

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by daisenhougen | 2010-04-23 06:31 | 鑑賞記-展覧会

「山本容子のワンダーランド」を見る

d0001004_13302197.jpg 昨日(04月22日)「埼玉県立近代美術館」で展覧会「山本容子のワンダーランド」を見た。
 山本容子さんの作品は2002年に名古屋の松坂屋美術館で開催されていた展覧会でまとめて拝見して以来です。なんせ2002年ですからだいぶご無沙汰ですね。
 今回の展示は初期から最新作まで網羅した200点もの展示作ですから、かなり力の入った展示でした。
 明るく淡い色使いと繊細な線の魅力いっぱいでした。
 見ていると、何となくあったかで軽やかな気分になれる展示でした。
 そして山本容子さんといえば銅版画ですが、今回は油彩画やなんとステンドグラスまで披露してくれています。
 意欲的に幅を拡げるべく努力なさっているようです。
 ただ、ステンドグラスはそれなりに面白かったですが、油彩画はあんまり山本さんにはあわないのかなぁ、なんて勝手に思ってきました。
 やっぱり山本さんには繊細な銅版画があってる気がしました。

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by daisenhougen | 2010-04-23 06:29 | 鑑賞記-展覧会

夜ノ森の桜を見る

昨日(04月18日)夜ノ森の桜を見てきました。
 桜の満開前線も東北まで来ました。
 長い道路沿いに咲いた桜を満喫してきました。
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 17日はなんと雪が降ってしまいましたが、18日は一転して晴れ渡り、桜日和でした。
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 まさに満開ドンピシャリに出会えました。これほど満開そのものに出会えるのもなかなかありませんので、今年はラッキーでした。
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 本当は滝桜を見たかったのですが、こちらは少々早いようでので、来年に持ち越しとなりそうです。
 もうそろそろ今年の桜も見納めになりそうです。

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by daisenhougen | 2010-04-19 07:20 | 街歩き・お出かけ